第二話 新入生歓迎会&部活動勧誘
ふわぁ~あ。今日もいい朝だなぁ。
今はー6時!?やばい!そろそろ出ないと遅刻する!え?なんでかって?
それは食堂が空いてるのが7時までで食堂まで十分もかかるからだよ!あとは人気だから長い行列が出来てるしね。というわけで早くいかなきゃだ!
♢♢♢♢♢♢
今日も美味しかった。今日は学園に来て一週間が経つ。今日は教科書なんかは全部要らないって言ってたけどなんでだろう?そしてこれは体育館へ向かってるのか?
体育館で何かあるのだろうか。とりあえず先生くるまで待機だな。
来たか?
「諸君!もうそろそろ学園には慣れたか?早速じゃがこれから新入生歓迎会と部活動の勧誘を行う。
ちなみに部活動に入らないという選択肢はない。これは校則でもきめられておる。好きなところに入れよ?あとはまあ新入生歓迎会じゃが部活動単位の簡単なアピールやレクリエーションじゃから安心するといい。まあ、あとは頑張ってくれ。あとは上級生たち頼んだぞー。」
ま、まじか。部活動って何があるんだ?俺は中学ではバスケ部だったからな。あるならそこかもしれん。
先輩たち来たか?っておい!目が、目が怖い!充血してやがる!え!?なんで!?ちょ、怖い怖い怖い。あれ?これなんか異能が強そうな人に集まってないか?簡単に言うと攻撃系っぽいやつ。例を挙げると影とか氷とか。そう、影とか、だよ。俺じゃん!さすがにやばい!え?ちょみんなぁ!見てないで助けてよぉ!おい、なんだよその目は!おい、おーい!
♢♢♢♢♢♢
いろんな部に勧誘されたがとりあえず「情報部」ってところに入部して事なきを得た。
ってなわけで今日が最初の部活なんだが……
「すいませーん。」
コンピュータルームの扉を開けても誰も見当たらない。3人いるって聞いてたんだけど……
なんか怖くなってきたな。
「どうかされましたか?」
うわぁ!えっ?この人どっから出てきた?気配は感じなかったし見た限りどこにもいなかったのに……
「えっと、俺は1年生の夜桜 京です。情報部に入部しに来ました。」
「ええ!?夜桜君ってあの影の?」
「あ、はい。そうですね。」
やっぱり上級生に異能の情報が伝わってるのか。誰が伝えたんだ?学園長?担任?もしくは生徒?
まあこれは今考えることじゃないか。
「こんなところでほんとによかったの?」
「?はい。何かあるんですか?」
「この学校の部活動はね、月に一度、部活動対抗のバトルがあるんだよ。毎月種目はバラバラだけどね。
勝つとptがもらえたりお金がもらえたりいろいろ報酬があるんだ。けどやっぱり運動部みたいな人が多くて体も鍛えられる部が人気でこういう部活はあんまり人気がないんだよ。」
なるほど。先輩たちがあんなに必死になってたのか。強そうな人を自分たちの部に入れて勝ちたいってことか。
「いや、俺はここがいいです。改めて、情報部に入部させてください。」
「うわぁ!ありがとう!じゃあ僕も改めて。3年生の角田 瑠衣だよ!異能は魔眼だよ!情報部の部長をやってるんだ!よろしくね!」
かくして俺は情報部へ入部することになった。
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