表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
欠損少女  作者: 同時斬
6/36

第6話、まんじゅう先生と愉快な仲間たち

第6話、まんじゅう先生と愉快ゆかい仲間なかまたち




 その女性はテレビの野球中継を見て応援の真っ最中だった。

好きなチームが逆転勝ちしたので、大喜びしていた。


「やったお、あそこから逆転満塁ホームランとは、想像できなかったお(*^-^*)」


そこにスマホから連絡がくる。

まんじゅう先生からの招集だった。


「あっ、先生からの招集だお。さっそくログインするお。」


女性はツブヤイターの特別の集まりにログインした。





 その男は、オマエチューブに投稿するための動画を編集していた。

動画の締めのコメントを録音する。


「チャンネル登録するかは、お任せしますので、出来ればはんぺんの動画を、もう1本見てください。」


動画の編集がひと段落すると、スマホに着信音が鳴る。

まんじゅう先生からの招集だ。


「休憩がてら行ってくるか。」


男もツブヤイターの特別な集まりにログインした。




 そいつは部屋でスマホのゲームをしていた。

課金してガチャを回していたが、10連のうち2回も最高レアの星5のキャラが出た。


「やった、2枚抜きだ。」


と、喜んでいると画面に通知が表示される。

まんじゅう先生からの招集だ。


「おっ、さっそく先生に自慢してやろう。」


そして、そいつもログインするのだった。




 まんじゅう先生は巨乳のネコミミメイドのキャラで、神殿の玉座に座っていた。

神殿とか玉座とかは、先生のイメージだけどね。

まあ、待っているのが退屈だったから。

すると、神殿の扉が虹色に光りだし、ゆっくりと開いていく(イメージです)。

そこから白いドレスにカールのかかったピンクの髪型の少女漫画のプリンセスみたいなキャラが現れた。


レアチーズ「先生に呼ばれれば即参上そくさんじょう。先生の1番のファン、レアチーズ@ババロアだお(*^-^*)。」


 まんじゅう先生の特別メンバーその1、レアチーズ@ババロア。

まんじゅう先生の大ファンで、自称まんじゅう先生の妹で娘で彼女で旦那で彼氏で嫁で守護霊と言っている女の子だ。

せめて1つに絞れ。

自称永遠の17歳という設定、その辺も先生の影響か。

ツブヤイターでの発言も、どことなく先生に似ている。

日頃から、先生と結婚して先生の子供を産みたいと、言っている。

女同士なのにな。


まんじゅう@妖精帝国女王ようせいていこくじょうおう「他の2人も来たンゴね。」


地面に魔法陣が描かれて、中心から虹色の光が溢れ出す。

これもイメージだけどね。

そこからSMの女王が付けてるマスクと網タイツをいた紫色の四角いキャラが現れた。


紫はんぺん「クソラノベ召喚‼」


 まんじゅう先生の特別メンバーその2、妖怪ようかい@紫はんぺん。

先生のオーチューバ仲間で、動画や生放送の相談を主にしている。

辛口のラノベレビューが好評で、イベントでデスゲームなどを行っている。

得意技のクソラノベ召喚は、精神崩壊せいしんほうかいしそうなクソな小説を最後まで無理矢理読ませるという恐ろしい得意技だ。


マリリン「せんせーーーー、あのゲームのピックアップ星5キャラ2枚抜きしたよーーーーーーー!」


と、天空から虹色に輝く流れ星が降ってきた。

それが地面に当たって弾けて、中から銀色の髪をした魔女が現れた。

イメージだけどね。


マリリン「やっぱり全裸土下座教ぜんらどげざきょうは、勝率高いよ。」


マリリンは全裸で何も身に付けてなかった。

イメージです。

まあ、アバターは普通なのだが、本体のほうが裸なのだろう。


紫はんぺん「早く服を着ろ。」


マリリン「ほいほい。」


 まんじゅう先生の特別メンバーその3、マリリン@アグニスター

先生のファンの1人で、色んなことに詳しい人だ。

趣味も多くて、いろんな人と繋がりがある。

まあ詳し過ぎて色々と奇行なことをするが……


マリリン「今度、春画しゅんがでヌイてガチャ回す教をやろうかな。」


紫はんぺん「そんな事やるやつ本当にいるのか……」


まんじゅう@モルガン「どうして、こう変な人が集まってしまうンゴねえ……」


紫はんぺん「変な人の最たるは、先生だけどな。」


まんじゅう@もり○ん「なんですとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


いや、みんながそう思っているよ。




続く








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ