第26話、先生の『妊娠した。』は、イコール食べ過ぎと運動不足による体重の増加である。
第26話、先生の『妊娠した。』は、イコール食べ過ぎと運動不足による体重の増加である。
優は自分の部屋でアズミに勉強を教えていた。
アズミが家事などの手伝いをして、お礼という形でアズミの勉強を優が見て教えてあげていた。
「流石お姉ちゃん、教えて方が上手で分かりやすいよ。」
アズミが喜びながら優を褒める。
「お姉ちゃんなら、先生にも成れるよ。」
「そうかな……」
優が先生になることは、とても大変なことだろうが不可能ではない。
まだ自分には選択できることがある事が、優にとって嬉しかった。
「いくら先生でも、アレは駄目だからね。」
と、アズミが優のベットの上でゴロゴロしている、まんじゅう先生を指さして言う。
まんじゅう先生も、家事を手伝ったあとに優の部屋で寛いでいた。
「ンゴー、締め切り近いけど、私はゆとりをもって仕事するンゴよ。」
「そうやって締め切り2時間前に発狂して、優お姉ちゃんを巻き込まないでよね、しかも毎月。」
と本気で先生を怒るアズミ。
迷惑をかけられているほうが、優も嫌な考えをしなくてすむのだが……
先生は、他の人に迷惑をかけすぎだった。
「大丈夫や、ワイが仕事させるさかい。」
「げっ!!!!浜口!!!!!!!!」
逃げようとする先生を浜口が軽々と捕まえて、仕事をさせるために先生の部屋に連れていく。
アズミが嬉しそうに笑顔で手を振って先生を見送る。
「バイバイ先生、二度と来るな。」
「あっ、先生にお願いしたい事があったんだけど……、夜にREINで、お願いするかな。」
と優は先生が連れて行かれるのを見送った。
夜、REINに先生と他の3人も集まっていた。
優の頼み事は、授業参観と3者面談に先生が保護者代わりに出て欲しいものだった。
優の、お母さんが忙しいので時間に間に合うか難しいらしい。
勿論、仕事をサボ……優しい先生は快くOKする。
紫はんぺん&マリリン「大丈夫なのかよ?色んな意味で。」
まんじゅう@(*^^)v「任せるンゴ、大船に乗った気持ちで……」
ゆんゆん「あっ、でも私も心配ごとが……以前、大学の付き添いに来てもらった時に思っていたんですけど、いつも外出時に来ていた服が……えっと、とても辛そうだったので……」
優も、なんとか先生を傷つけないように言葉を選んで話そうとしていたが……
紫はんぺん「ああっ、先生が太ったから着ていくものが無いか心配してるのか。」
紫はんぺんが、ズバリ核心を言ってしまう。
勿論、先生は怒る。
まんじゅう@(-_-メ)「セクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラセクハラ。」
マリリン「怒るのはともかく、実際には着ていく服があるのか?」
まんじゅう@(-_-)/~~~ピシー!ピシー!「待ってろンゴーーーーーーー、いつも編集部に行くスーツを着て……」
数分後……
まんじゅう@(*ノωノ)「すみません、ごめんなさい、チョーシこいてました。許してください……」
4人『全滅したか……』
レアチーズ「大丈夫だお、先生は太っても可愛くて素敵だお( ^)o(^ )。」
ゆんゆん「私も太ったのは気にしてませんから、服がきつそうだったので心配して……」
と、優とレアチーズが先生をフォローする。
マリリン「じゃあ、俺の知り合いを代わりに行かせるから……」
レアチーズ「いや、ここは優しいお姉ちゃんの私が先生に代わって保護者代わりをするお(*‘∀‘)。」
紫はんぺん「それはそれで心配なんだが……」
まんじゅう@('ω')ノ「授業参観までにダイエットするンゴーーーーー!!!」
マリリン「と、先生が絶対有り得ない幻想を夢見ているが、当日行けるやつだけ行って三者面談は優ちゃんが選ぶって感じでいいんじゃね?」
紫はんぺん「そうだな。」
レアチーズ「私も、それでいいお(*^。^*)。」
ゆんゆん「分かりました。」
まんじゅう@( ゜Д゜)「絶対瘦せてやるンゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、いう感じで次回の参観日と三者面談に続くのだった。
先生が大きいサイズの服を買えばいい?
いらないプライドが邪魔して、その選択肢は無いでしょ。
プライドも反省も捨てて、太りまくる可能性もありそうだが……
続く