第16話、流石まんじゅう先生、図々しい
第16話、流石まんじゅう先生、図々しい
深夜0時を回った頃、小説の話の展開に詰まってしまったまんじゅう先生は、気分転換にベランダに出て外の空気を吸う事した。
「ふンゴおおおぉぉぉううううぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
先生は大きな声で叫びながら、大きく伸びをする。
近所迷惑だなあ。
少し外の様子を見ていた先生は、優の部屋に電気が付いているのに気付く。
勉強しているのだろう。
「ふおぉ、優ちゃん頑張ってるンゴねえ…………………………」
自分も負けずに頑張らないと、と思ったまんじゅう先生は、戻って原稿を頑張るのだった。
そんな事をREINで、まんじゅう先生が話題にした。
まんじゅう@AV堕ちオーチューバ「と、いう感じで優ちゃん、とても頑張っているンゴねえ。」
ゆんゆん「……」
レアチーズ「先生も、夜遅くまで仕事を頑張っているんですねw」
紫はんぺん「すぐにツブヤイター始めていたけどな、いつも通り。」
と、いつもの感じでやり取りしていたが、マリリンがゆんゆんに言う。
マリリン「優ちゃん、何か嫌な事を我慢するために無理して起きていないかい?」
ゆんゆん「!!」
優はマリリンの言葉に驚きながら、本当の事を話す。
ゆんゆん「……最近、夢で事故の時のことを見てしまうんです。とても怖くて寝たくないんです。だから夜遅くまで勉強して少しでも寝ないで済むようにしていたんです。」
まんじゅう@新作の作品も買え「ふンゴおぉ……」
レアチーズ「優ちゃん……」
ゆんゆん「でも大丈夫ですよ、勉強遅れてたから追いつくのに丁度いいし、夢も見ないくらい疲れて眠ければ問題ないですから……」
マリリン「……」
まんじゅう@電子書籍も買え「ダメンゴーーーーーーー!優ちゃんはまだ子供なんだから、もっと遊ぶンゴーーーーーーー!そうだ明日、遊園地に行くンゴーーーーーーー!」
ゆんゆん「ええっ⁉」
紫はんぺん「明日は普通に平日だぞ。」
マリリン「平日のほうが客が少ないから、楽しむにはお薦めだが……」
まんじゅう@我の書籍は1作品3冊買え「仮病使って休めばいいンゴ。」
ゆんゆん「私が仮病って、シャレにならないんじゃ……」
マリリン「検査くらいでいいんじゃないか?何なら知り合いの医者にカルテ偽装させるけど?」
ゆんゆん「いいのかなあ……」
マリリン「先生なりに優ちゃんを元気づけようとしてるんだよ。遊園地で楽しんで疲れさせて嫌な夢を見ないで寝させたいんだろ。」
ゆんゆん「先生……」
まんじゅう@電子書籍も3冊ずつ買え「お金の心配は無いンゴ。取材ということにして出版社の経費にするンゴからね。」
紫はんぺん「ひでえ……」
マリリン「流石、まんじゅう先生ですね、図々しいですなw」
ゆんゆん「ははは……」
それは、先生がタダで遊園地で遊びたいだけでは?と皆そう思うのだった。
次回、平日に出版社の金で遊ぶ話です。
続く