走れ
めっちゃくちゃ短いです。
ホントごめんなさいm(_ _;)m
街を出た俺は、ある場所を目指して走る。街の外でまだ潜伏している可能性を信じて大地を蹴って、全速力でその場所へ向かう。
もともと剣聖だったからなのか、今の俺の走る速度は異常なまでに速い。もしかしたら馬車より上かもしれない。
子爵とソフィを助けて、馬車で街へ向かう途中で話をしていた内容の一つに、街の周辺の話題に触れた時があった。なんでも、隣の領地の領主が主催したパーティーに参加した帰りだったという話で、その帰りの道中の三分の一を過ぎた辺りで突然あの熊に襲われたと子爵は言った。その時、「我が領地にはあまり大きな自然地形がないから、隠れたくても隠れられず、大変な逃亡劇だったよ」と漏らしていた。
つまり、隠れることのできる場所は限られているということ。
一応、もう一つほど理由が浮かんだが、こちらは勝手な予想に過ぎないために思考から除外した。
ただ、隠れられる場所であるなら、俺は絶好の場所を知っていた。
俺が殺されて女になって、木登りしたその場所。あそこならば、木もたくさん生えていて隠れるのに最適なはず。
だから、走れ。一刻も早く。ソフィを助けるために。
なんだかうまく書けなくなってきてしまった・・・(¯―¯٥)