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拍手 005 九十四話 「ギルド本部での一幕」の後辺り

ギルドの受付に採用されるって事は、一定以上の容姿を認められたって事。

冒険者は男性が多いから、やっぱり綺麗な女性とそうでない人がいたら、綺麗な方が嬉しいでしょ? ギルドも、そこら辺は考えているのよ。

だからか、稼ぎのいい冒険者って受付の子と結婚する率高いんだ。

冒険者なんて社会的地位は低いけど、その分稼げる人って本当にそこらの人の三倍や四倍、下手したら十倍以上稼ぐから。

やっぱり、お金って大事よね。でも、それだけってのもちょっとって思うじゃない?

どうせ選ぶなら、顔もお金もいい男を選びたいのは誰でも同じよ。

なのにあの女……ヤードさんと同じパーティーにいるからって、何気取ってるんだか。

私たちの事も、まるで汚いものでも見るような目で見てきて。

女で冒険者をやるなんて、娼婦以下に見られてる事、わかってんのかしら。

わかってないわよね。だからあんな目で私たちの事を見てたんだわ。

あのセロアとかっていう、地方出身の女もそう。

田舎者のくせに、何様よ。偉そうに。

まあ、それももう少しの辛抱よ。

就職の口利きをしてくれた叔父様にはしっかり伝えておいたから、早晩二人ともいなくなるでしょうよ。

ざまあないわね。

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