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拍手 025 百二十二話 「奥地へ」の辺り
「ギルドを通さないと、評価されないんだよね」
「等級、上げたかったのか?」
「そりゃ、低いより高い方が何かと便利だし。低いままだと、舐められやすいしね」
「……それはない」
「なんで断言出来るのよ?」
「実力行使してるんだろ?」
「? ああ、絡まれたりした時って事? そりゃするわよ。そのままだったら、大惨事になるじゃない」
「……何処をどうするか知っている男なら、絶対に絡んで来ない」
「知ってる連中はね。初対面の男が厄介なのよ」
「俺かレモがいれが問題ないだろ?」
「うーん、それはそうなんだけど……」
「それでいいって事に、しておけ」
「……何か納得いかない」
珍しいティザーベルとヤードの組み合わせ。




