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拍手 016 百十話 「出揃う」の辺り

「菜々美ちゃん、ザハーさんと一緒に来たんだ」

「ゴーゼさんも一緒とか、言っていなかった?」

「過保護なおっさん連中だなあ」

「彼女、こっちじゃ成人してるんだけどね……」

「見た目が未成年っぽく見えるからじゃね?」

「ああ、日本人だから……」

「うん、純日本人だから……」

「「ここにも元日本人、いるんだけどねえ」」

「あれか? 見た目が全てか?」

「それは考えたくないわあ……あ、でもあんたも私も、既に自立しているからかね?」

「それ言ったら、菜々美ちゃんだって自立してるって言わない? 見知らぬ世界に一人でいきなり放り込まれてさあ」

「……そう考えると、私達より大変なんだから、過保護にされても良くない?」

「それもそうねー」

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