十五話 異世界。情報と新情報とバランスブレイカー。
魔法について
この世界の魔法と聖句にはイメージが大きく関わる。
例えば魔方陣から丁度いい炎を出したいとき。
魔方陣から火種を起こし、酸素で包むようにする。この方法と
ただ、火を出すのとでは大きく威力や効率といった、面で劣る。
どのようにしたらより、エネルギーが生まれ安定するかが大切である。
また、この世界の武具にはグレードがあり、
素材について
最低から
木、鉄、金、宝石級、ミスリル、魔結晶、神器である。
これらは主に耐久と属性耐性、魔力の循環効率においてのものだ。
なお、神器については魔力を流したとき完全服従(抵抗が無いため、100%以上の威力を出し、
剣が伸びたり、属性が付いたり)するものもある。
逆に魔力に完全抵抗(魔力を100%以上の力に変換し解き放つ)ものもある。
なお、後者は通常の魔法と動きはよく似ているが威力、効率と共にずば抜けている。
神器は元になる素材がそれぞれ違う。
例えば太陽なら完全服従した場合、爆発と火属性を宿すが、
完全抵抗した場合、優先度(この世界での単純な強さ)が低いものも燃やし尽くすなどだ。
これら神器は様々な工程を踏み魔剣、聖剣、神剣、真剣になる。
また、ミスリルでは魔剣、聖剣がつくれる。
魔結晶は素材ではなく素材の力を引き出す装飾品のようなものだ。
それでいて、断然的な威力の向上が期待できる。
また、この七つの中にも固有銘柄があり、それぞれ、特徴、属性が違う。
魔結晶は魔法を使用したときに出来る、魔法エネルギーの結晶である。
神器は継承されてきたものや、伝説級以上のモンスターの体の一部にできる。
契約や直接取引によっては討伐せずに神器を手に入れられるが、
神器は失われると近辺のバランスが崩壊するのでこの方法は得策ではない。
勇者について
この世界は勇者といわれる世界の窮地を救うものがある。
それは勇者が消えると勇者召喚の魔法が使えるようになり、
次代の勇者を召喚すると言うものである。現段階でも世界は平和なので、今は研究をメインにしている。
この召喚はあくまで別世界の技術や知識で窮地を救うというものであり、強い個体のものを呼び寄せるものではなかったが、最近になるにつれ、成功率やもともと強い個体を要求され始めた。
また、モンスターとは人間を襲ってくるもので契約によって生まれた魔人、獣人、龍人などの混血もモンスターに狙われる。よって勇者は各国に一人。魔界にも一人、天界にも一人、神界にも一人。合計で十二人存在するはずだが、現時点で確認されたのは、ナルガムの隣国八つに一人ずつ、ナルガムにふたりである。
また、勇者は勇者承認試験を毎年受け、勇者連合のリーダーなどを決める。
この世界について
この世界は古文書と最近の研究で、
魔界、天界、神界が見つかった。また天界は雲の上の世界であり、雲の下の世界の空界、海の世界である
海界、ゴーストなどの非化学的存在世界である霊界もあるとされているが詳細は不明。
モンスターについて
モンスターは下から
精霊級<無被害級<被害級<人間<関命級<獣人<魔人<魔王<天使<獣王<大精霊<龍=勇者級=神<覚醒級
とされれている。覚醒級とは限界突破状態の魔王、獣王、大精霊、龍、勇者をさす。
神は基本的にバランス崩壊のときに現れ、覚醒級そつくりだし、秩序を保つ。