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田舎に住んでいる小説家さん  作者: たこさん
3/3

物書きさんは散歩をする

僕は田舎に住んでいる物書き。名前は浅川富大あさがわとみひろ

 

 さてと。まだお昼前だし、お散歩にでも行きましょう。


この辺りは平成の時代でも取り残されたように

まだまだ緑が多いのです。


近くに大きな川も流れているし、

周りはその豊かな水を理由とした田畑が広がっています。


お、あそこに第一村人発見!


いえ、ただのご近所さんですけどね。


「あらぁ。ふみちゃんのとこの。今日もいい天気ねぇ。」


この人はうちの裏に住んでいる菊おばあちゃん。

ふみちゃんとは僕のおばあちゃんの名前。

いつものほほん。

もう95歳というのに腰も真っすぐで、パワフルなおばあちゃんなんだ。


「菊さん、おはようございます。今日もお散歩ですか。」

「ええ、そおよ。今日はじゃすこまで行ってみようかしらね」

「それはそれは。気を付けてくださいね。」


そう、この辺りにも歩いていける距離にイオンができたんだ。

でも、みんなジャスコって呼ぶ。

なんでだろうね。


菊おばあちゃんと別れた後、

川沿いの土手まで上がってきた。


あ、あそこで釣り竿垂らしているのは2軒先の秀おじいちゃん。


「なにか連れましたか?」

「おー。ふみちゃんとこの。今日はだーみだねぃ。」

「あらあら。そんな日もありますよね。」

「んだなぁ。だども、それも面白れんだ。」


秀おじいちゃんはちょっと訛ってる。

分からないほどじゃないけどね。


さてと。

リフレッシュもしたし、帰ってお仕事しましょうか。



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