女子会
私の親友が、出張で家の近くに来ているらしい。
仕事とはいえ、遠い場所から折角ここまで来たのだし、思い切って彼女を夕食にに呼んでみだ。
彼女は、既にホテルを取っているからと、家に来ることを渋っていた。
彼女が私の家に来ることを悩む理由は、分かっていた。
私には彼氏がいて、狭い部屋ではあるけれども、一緒に暮らしてる。きっと察しのいい彼女のことだから、彼のことを気に掛けているのだと思う。
ただ、タイミング良く、彼は彼女とは入れ違いう様に出張に行ってる。
それに、つい昨日、彼と喧嘩をしたばかりで、何だか嫌な気分だったんだよね。彼女にでも愚痴を聞いてもらわないと、やってられない!って感じの気分だった。
『彼氏も出張で今いないから、女子会って感じでさ!』』
そう言い、漸く彼女は安心したのか、私の提案を受け入れてくれた。
そうと決まれば、気合を入れないと。
彼女はどんな味が好みなんだろう?
冷蔵庫の中を眺めながら腕組み考える。彼女と会うのは久しぶりだから、こうやって考えているだけでも、何だかわくわくしてきちゃう!
彼女は仕事終わりに直接家に来てくれるらしい。恐らく、七時半過ぎになるだろうって。それを思い出して、時計をふと見ると、もう五時になろうとしていた。
休みだからってのんびりし過ぎよ私!色々と準備もしないといけないのに、こんな処でうかうかしてられないわ!
私は近くにあるスーパーに出かけるため、慌てて玄関をくぐる。
急いで夕餉の支度をしなくちゃ!




