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来世になるけどまた会いましょう。  作者: ひさなぽぴー/天野緋真
第二章 本選編

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第40話 本選 5

「ワーオ……」


 あまりといえばあまりの光景に、思わず絶句した俺である。


 海嘯ミズチはまさにすべてを飲み込み、押し流していった。映像でしか見たことのない津波って、たぶんこんな感じなんだろうなって思えるくらいに、圧倒的である。

 今、俺の目の前にモンスターはいない。すべて水に流されていった。たぶん、そこらに落ちていただろう道具の数々も流されているだろうが、それは仕方ない。


 だが、頭上に勝敗の表示が出ないので、バトルが終わったわけではないのだろう。

 そしてそれは、すぐに証明された。


「――っ!」


 前方上空から、何かがかなりのスピードで降ってくる。一つ一つの大きさは拳大くらい。直撃はもちろんごめんなので、横に跳んで避けるわけだが……。

 これが、途中で向きを変えて俺に向かってきた。この動きは、なるほど最初ゲンさんとやりあった時にやられたのと同じだな。


 だが、今は手元に武器がない。この状況でこの攻撃を防ぐのは難しい。

 仕方ない、ここはセオリー通り絶対王権ロイヤルガードを使わせてもらおう!


 その瞬間、攻撃が止まる。止まった状態でよく見ればそれは、氷の塊だということがわかった。どこでそんなものを、とも思ったが、俺の攻撃を凍らせたのだろう。


 ともあれ、今のうちに武器だ。アイテムボックスから油を取り出す。


ァッ!」

「うおおおっ!?」


 だが取り出そうとしたその瞬間、猛烈な勢いでゲンさんが空から突っ込んできた! しかも刀を全力で振るいながらで、完全に不意を突かれた俺は対応が遅れて直撃を許してしまう。

 地面を転がりながらもそちらに目を向けると、映画のワンシーンみたいな体勢で着地しているゲンさんがいた。


「……って、うわっ、ちょっ!!」


 あれこれ考える暇もなく、今度は絶対王権ロイヤルガードから解放された氷の弾丸が俺に降り注ぐ。状況が状況だけに、これらもほとんど対処することができずに食らいまくってしまった。


 立ち上がりながらちらっと頭上を見てみれば、半分近くまでライフが減っている。

 対してゲンさんのほうはというと、半分よりちょい下ってところ。ほぼどっこいどっこいだが、まだ多少俺に分があるようだ。


『油の水筒を取り出して。それから、油の水筒をもう一本、例の方法でスタンバイさせておくように。ゲンさんに話しかけて、時間を稼ぐのも忘れないようにね』


 頭の中に、湊さんの声が響く。例の方法っていうと、アレだな。彼女が見つけたバグ技のことだろう。

 とはいえ、三つも道具を動かすのはこの状況ですぐに許されることでもない。俺はこの場にいない湊さんに頷きながら、ひとまず口を開いた。


「あーびっくりした! 空にいたんすか?」

「そりゃオレのセリフだ。いきなりでっけぇ津波が来たから、何事かと思ったじゃねェか」

「いやだって、モンスター邪魔だったじゃないすか」

「そりゃそうだがよ、お前ありゃいくらなんでもやりすぎだろ。空飛ぶ能力なかったら、一巻の終わりだったぞ?」

「いや、俺もまさかあんな威力が出るとは思ってなかったんす、よっ!」


 会話しながら、湊さんに言われた通りに道具を取り出そうとするが、当然のように攻撃を受けて阻まれる。

 受けるとは言っても、向こうの攻撃はけん制程度のもので、ダメージを与えるよりも俺に道具を出させないようにするのが目的なんだろう。


 うーん、このままじゃらちが明かない。ここは一つ打って出てみるか……。


 先ほどと同じようにして道具を取り出そうとする。もちろん、すぐに斬撃が飛んできてそれを阻まれるわけだが……ゲンさんが動くと同時に思考を加速させて、タイミングをしっかりと見計らう。

 かなり時間が引き延ばされているにもかかわらず、みるみる近づいて来る刃目がけて、俺は両手を出す。そして、挟み込む形で刃を取る――!


「おお……っ、おま、まさか真剣白羽取りか! よく見切ったな!?」

「一か八かっすよ!……むう、むむむむ……!」


 なんとか刀を抑え込むことに成功!……しかし、問題はそこからだ。


 武器となる刀を失うわけにはいかないので、当然ゲンさんは抵抗する。この人はやはりというか、引くのではなく押し込む形で。あくまで押し切るつもりなのだろう。文字通りに。

 その力は強く、俺は進退窮まってしまう。しかも、……おいおい、なんか手が凍ってきてるんですけど!?


「キンッキンに冷えてるぞ。手を離すなら早めにしたほうが身のためだぜ?」

「う、うわぁぁぁ、冷気を操る能力か……!」


 よく見ると刀から白い煙のようなものが上がってる! それが俺の身体を包んでる! 温度感じないから全然気づかなかったよ、どうしよう!?


『なんで白羽取りなんて非現実的なことを……。ああもう、いい? 一旦サポートから能力貸与に切り替える。オーラロードで火を供給して』


 ナイスタイミング湊さん! さすがの采配だぜ!


枝之破滅スルトっ!」


 その瞬間、俺の全身から猛烈な炎が巻き起こった。赤々と燃え盛るそれは、瞬時に俺のフレアロードの力によって名前通りの威力を獲得する。

 それによって、俺の身体を包んでいた冷気は霧散した。だが、あちらの低温も相当なものだったようで、ゲンさんに対する決定的なダメージを与えるには至らない。


 そのゲンさんも、俺のフレアロードの威力は既に分かっているので、すぐに退避に転じた。


 うーん、オーラロード便利。っていうか、火を操るのに火を出せないフレアロードの仕様が残念というか……。

 って言ってる場合じゃないな。早く体勢を整えないと湊さんに怒られる。


「……ち、仕切り直しか」

「そう簡単にはやられねっすよ」


 例のバグ技をアイテムボックスに仕込みつつ、取り出した油でようやく聖焔剣モードセイバーを出す。これでなんとか五分ってところか。

 そのまま俺たちは、武器を構えた状態でにらみ合う。


『いい? まずはつばぜり合いに持ち込む。これが第一条件よ。それまでに、今の聖焔剣モードセイバーは維持すること。

 つばぜり合いに持ち込んだら、向こうはきっと冷気で対抗するか熱を警戒して逃げるかのいずれかを取るはずよ。どちらかといえば逃げてもらうのが都合がいいけど、この際どちらでも構わない。

 そこまで来たら、聖焔剣モードセイバー焼殲滅モードグレープにして撃ち出すの』


 脳裏では、湊さんのブリーフィングが展開されている。向こうも似たようなものだろう。


『つばぜり合いの超至近距離で焼殲滅モードグレープが発動すれば、回避は絶対に不可能よ。しかも、被弾率は高い。ダメージの期待値は高くなるし、まともな神経をしていたら間違いなくひるむわ。

 ついでに、焼殲滅モードグレープの弾丸の形状を矢じりなり弾丸なり、より威力が上がる形状にするのも忘れないように』


 ……そろそろ俺の頭が着いてこれないぞ。大丈夫かな……。


『あとはその直前くらいに、さっき仕込んだ油を出してすぐに聖焔剣モードセイバーを再構築よ。

 この時、隙をついて王権発布ファーストドミニオンを打ち込めれば万歳ね。できるかどうかは微妙なところだと思うけど』


 えーっとだな……。

 とにかくやってみるか!


 俺の投げやりな決意と、戦闘開始は同時だった。


 ゲンさんも俺も、ほぼ同時に地面を蹴って正面からぶつかり合う。初撃で刃と刃がぶつかり合った瞬間に、俺の思考は加速してゲンさんの超絶技巧に備える。

 猛然と襲ってくる刃は鋭く、今の身体能力をもってしても簡単にしのげるものではない。だが今回は、それに加えて温度という見えない敵もいる。


 聖焔剣モードセイバーには常に十分な熱量があるようにしているから、それによってダメージを受けることはない。

 だが、逆に言えばそれだけ能力を維持し続けなければならないし、何より火がなくなったら俺は防御の手段すら失うことになるのだからタチが悪い。


 そしてゲンさんは、俺の意図を読んでいるかのように矢継ぎ早に攻撃を仕掛けてくる。おかげで、予定通りの行動ができそうにない。


 だがそれは、向こうも同じなのかもしれない。決定的な攻撃は飛んでこないのだ。確かにゲンさんの攻撃、立ち回りは素晴らしい。

 しかし、常に思考を加速させた今の俺にとっては、さばけないことはない。ジリ貧ではあるが、少なくとも短期的には互角に渡り合えているのである。


 こう着状態。さて、これを打破するためにはどうするべきだろう? 剣戟を交えながら考える。


 無難なのは絶対王権ロイヤルガードだよなあ。あとは、焼夷弾モードバレットを剣から放つというのも手ではある。

 ただ、これをやると後に控える焼殲滅モードグレープの威力が下がるんだよな。もちろん火だけ飛ばせばそれは回避できるけど、それだと威力が……。


 ああ、待てよ。別に威力はなくてもいいのか。けん制とか目くらましになってくれれば、役割としてはそれで十分……か?


 よし、試しにやってみるとしよう。距離を取ると気付かれるかもしれないから、この距離を維持しつつ……ん? これだけ近いと飛ばせないな。いや、別に飛ばさなくてもいいのか。

 剣を振るいながら、この火をまた別のものとして操作できれば……。


「物は試しか」


 思わずつぶやいて、俺は聖焔剣モードセイバーの握り(ぶっちゃけ水筒だけど)に力を込める。


 左からの横薙ぎを受け止める。それに合わせて刀身を包む火を肥大化、その分を触手のように伸ばしてゲンさんに伸ばす。

 ……うーん、あっさりかわされた。やっぱり思いつきでやってもすぐにうまくはいかないか。でも、精度を上げればあるいはいけるか……?


 ……っとぉ、上からのフェイントと見せかけてからの斬り払いっすか。相変わらず見事な腕前で。


絶対王権ロイヤルガード!」


 しかしその一言で、刀が動きを止める。その隙に攻撃の範囲から外れつつ、カウンター!


「甘いっ!」

「うおっ!?」


 だがそれは、突如横から割り込んだ氷の塊によって阻まれる。もちろんその程度はすぐに砕け散るが、攻撃の勢いを相殺するには十分だった。

 そしてその隙に、氷の下からゲンさんの脚が伸びてくる。足払い! まずい、これはかわせない!


 ……いや待てよ!? これってつまり、俺と直に接するってことだよな!? じゃあもしかして!


王権発布ファーストドミニオンっ!」

「!?」


 やった、効いた!

 完全にゲンさんの動きが止まり、それと同時に制約によって刀にかけていた絶対王権ロイヤルガードが失効する。


 もちろん、足払いを食らった俺の体勢は崩れている。だが、相手が動けないならそれはさほど問題ではない。

 転倒と同時に地面を叩いて跳ね上がり、やや強引ながら身体を起こして体勢を整える。そしてそれでもなお、ゲンさんが動き出す気配はない。


 俺が食らった時は、これくらいで効果が切れたと思ったんだが……レベルが上がったから、時間が伸びたのか?

 とにかく、今はチャンスだ。これを逃す手はない。


「せいやーっ!!」


 真上から、全力で剣を振り下ろす!

 直撃の寸前、効果が切れてゲンさんは回避に転じたがもう遅い。その右肩を、赤々と燃えたぎる刃が切り裂いた!


「……ぐっ! なンだ今の! お前の能力馬鹿げてンな!」


 切り裂かれながらも、死者の特性で見た目無傷だが、そう言うゲンさんのライフもう残りわずかだ。刀も手放してしまっているし、もはや決着は間近と言えよう。


「いやその……実際反則っぽい気はしますね」


 反論できないので、俺は頷く。うん、ありがとう空さん。

 まあでも、それはそれだ。


「まだやります?」

「もちろンだ。おっさんってのはな、案外諦めが悪い生き物なんだぜ?」


 ほう、と俺が思った直後だ。


 ゲンさんが、ばっと地面に両手を置いた。何をするつもりかと俺が首を傾げていると……バトルエリア全体が振動し始める。

 おかしいな、フィールドの変更はもうないはずだけど……?


 「……げげっ!?」


 うん、フィールドの変更じゃあないな!

 なぜなら、地面が大きく盛り上がり、そのまま膨大な土が俺を圧殺するべく降ってきたからだ。そしてそれにもかかわらず、ゲンさんにはまったくそういう変化がないんだから。


 これはあれか! 触ったものを操る能力か!?


 どうする!? 思考をかっ飛ばすが、それでもこの状況を逃れる方法はまったく思いつかない。


 降ってくる土は完全な塊ではないため、絶対王権ロイヤルガードを使おうにもすべてを抑えることはできない。

 他に選択肢になりそうなものって言うと……えーっと、えーっと……そうだ!


「湊さん、織江ちゃんと代わってくれ! オーラロードを使いたい!」


 そして言いながら、どうせアクアロードが切れるならと最後っ屁のつもりで聖焔剣モードセイバー焼殲滅モードグレープとしてぶっ放す。

 そこそこ距離があるので、当たる数は期待できないが……無いよりはマシだ。一発でも当たっていればそれでいい。


 そして直後、遂に土が俺にかぶさり始める。そのタイミングで、俺はあるイメージを頭の中に浮かべる。


 金色のオーラをまとう、オレンジ色の道着姿のあいつ。亀って書いてある道着の、あいつだ。そして金色のオーラを発するそいつの髪も金色で、目は緑色。対するのは、白い身体の小柄な宇宙人……。


勇之闘気テュール!」


 そうして、オーラロードを発動させる。それに合わせて、俺の身体も金色のオーラに包まれた。

 その瞬間から、全身にすさまじいほどのエネルギーがあふれるのを感じるようになる。死んでからというもの、食事以外で特に目立った感動の無かった身体に、初めて興奮や高揚感と言った感覚が満ちていく。


 ああ……そういえば、スーパー○イヤ人ってこういう副作用あったっけ? そこまで再現するつもりはなかったんだけど……まあいいや、今はそれよりも、だ。


絶対王権ロイヤルガード!」


 まず、手近なところまで来た土塊をそれで止める。と同時に、全身のオーラに物を言わせて落ちてくる土をぶっ飛ばしていく。

 そのまま、どちらかというと悪役だった鶴な仙人の技をイメージ、空中に向かって飛び上がる!


 ……できると思ってなかったけどできちゃったよ、舞○術。ありがとうドラ○ンボール!


 しかし舞い上がっている余裕もない。空中に舞い上がった瞬間に見えたライフの減り方が、尋常じゃないスピードをしていたのだ。早く決着をつけないとまずい!


 眼下に目を向ける。そこには、目をむいて唖然としているゲンさんがいる。武器は持っていない。行ける。

 俺は落ちるようにしてゲンさんめがけて飛ぶ。と同時に、力とオーラを込めて右の拳を握った。


「はああああーっ!」


 そして、技もクソもない全力の右ストレートでゲンさんに殴りかかる!

 ……しかし相当のスピードだったとは思ったが、ひねりもなく真正面から突っ込んだので、これはさすがに当たらなかった。だが、当たろうが当たるまいが関係ない。


 俺の拳が、そのまま地面をとらえる。勇之闘気テュールによって爆発的に強化された俺の拳はそれを、……破壊した。

 轟音が鳴り響き、地面が砕けてクレーターとなる。吹き飛び、虚空に巻き上がる土くれ。作品は違うが、まさにビッ○バンイン○クトもかくやという威力である。これが直撃したら、恐らくライフは一気にゼロだったろう。ゲンさんの判断はさすがだ。


 身体を起こしながら、俺はゲンさんの姿を求めて視線を泳がせる。……空中か。そういえば、ゲンさんこそ空を飛べる人だったな。


 でも、逃がさないぜ!


 俺はもう一度全身にオーラをみなぎらせると、ゲンさんに向かって飛ぶ。

 そんな俺に、ゲンさんは周りに浮かぶ土くれを能力で飛ばしてきた。どこまでも追跡する土の弾丸の数はそれこそ無数で、普通ならここに突っ込むのはバカでしかない。


 だが……そんなもの、今の俺には関係ないぜ!


 俺は勢いを落とすことなく、弾丸の雨の中に飛び込む。当然俺を弾丸が襲うわけだが、オーラを全身にまとう俺は、それによるダメージを一切受けない。

 まあ、オーラを使うことでライフを消費しているので、パッと見た感じは食らっているように見えるかもしれないが。そもそもオーラが遮っていて身体にまで届いていないのだ。


 そんな感じで弾丸の中を躊躇なく突き進む俺に、ゲンさんは遂に背中を向けた。逃げを選んだ判断は正しいとは思うが……ふふふ甘い、甘いぜゲンさん!


「波ぁぁぁーっ!!」


 俺は飛びながら、手のひらを勢いよく前に突き出した。その瞬間、手のひらからオーラの砲弾が発射される。そう、ツンツン頭のナンバーワンが最初に覚えたあの技だ。その師匠は、月すら破壊したあれな!


 気弾は襲いくる弾丸をものともせず、一直線にゲンさんへ向かう。そしてさしたる抵抗も受けないまま、彼の背中を直撃した!

 それを見て、俺は飛ぶ軌道を少し変える。攻撃を受けたゲンさんが、その勢いに吹き飛ばされたのである。彼は、きりきり舞いになりながら壁に激突!


 俺はそこに、拳を握りしめて突っ込んだ!


「せいやあああーっ!!」


 右ストレートが、ゲンさんのみぞおちに沈む!


「ぅうらあああーっ!!」


 そのまま俺は、相手の抵抗を感じるないまま何発もストレートパンチをお見舞いし続ける。空中にとどまり、どんどん放たれるパンチの威力は、もはや感覚がマヒしている俺にはさっぱりわからない。

 そして、それをどれだけ続けたかという感覚すらわからなかった。無意識のうちに思考加速を使っていたのか、それすらもわからないほどに。


 気がつけば俺は強制的に能力を解除された状態で、地面に向かって仰向けに落下していた。その視線の先――薄暗い部屋の天井に、「YOU WIN」という文字を見つめながら。


当作品を読んでいただきありがとうございます。

感想、誤字脱字報告、意見など、何でも大歓迎です!


VSゲンさん、これにて決着です。

最後、またしても涼の指示とは違う戦い方をしてしまいましたが、まさかボクもこんな結果になるとは思ってませんでした。

涼が作戦を言っている段階では、そうするつもりだったんですが……いや、DBネタ思いついちゃったので思いっきり乗っかってしまったよね。

終盤の亮が亮らしからぬ過激な行動をしていますが、お察しの通りこれはDBネタです。戦闘本能が刺激されるところまで再現してしまったのですね。

次は……次はいよいよ彼が相手になる予定です!

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当作品の異能力バトルにおいてキャラクターが使う特殊能力と、彼らが戦うバトルエリアのアイディアを募集しています。
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【急募】能力とエリアのアイディア【来世に(ry】
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