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第17話 予選 8

 死ぬ。

 そんな、シンプルで短い感想が俺の頭の中で何回も繰り返される。


 死なないことはわかってる。だって死んでるんだから。

 それでも、この感覚はきっと、このリバーストーナメントが終わるその時まで続くんだろうなと、本能的に思う。俺は結局、どこまで行ってもまだ生きていた時の感覚を引きずっているんだろう。


 いや、それはいい。そんなことは後回しだ。


 今一番重要なのは、俺たちにまっすぐ向かってくる溶岩だ。真っ赤に燃えたぎるそれは、山肌に積もっていた雪を速攻で溶かしながら俺たちのほうへ向かってくる。

 と同時に、そんな間にも山の噴火は続く。赤々とした、炎とはまた違った光を放つ溶岩が、轟音と共に空に舞い上がる。


「どっ、どど、どうしよう!!」


 織江ちゃんが聞いてくる。

 そんなこと言われても、俺だってわかんねーよ!


 ……というセリフが喉元まで出かかるが、かろうじて押しとどめて肩をすくめる。年下相手に、そんな八つ当たりじみたことを言ったってカッコ悪いし、何よりなんの解決にもならない。


「とりあえず逃げるしかねーだろ!」


 溶岩よりも早く走る自信なんてまったくなかったが、それでもこのままここにいたら溶岩に飲み込まれておしまいだ。あんなもん、飲み込まれたら即死間違いなしだし、バトル的にも即刻ライフがゼロになるのは間違いないだろう。

 というわけで、俺は織江ちゃんの手を引いて全力で山を駆け下りることにする。


「わっ、わ、ちょっ、待ってよぉっ!」

「おっと……、スマン急すぎた。合わせるから、安心しろよ。それから、足元結構不安定だから気をつけてな」

「え、あ、うん……」

「よし行くぞ!」


 今度こそ、返事を待たずに俺は走り出す。そして織江ちゃんも、今度はしっかりと俺のスピードに合わせて並んだ。

 前方に立ちふさがる大量の雪をモードバレットで気休め程度に溶かしながらなので、実のところそれは大した速度ではない。はっきり言って、溶岩に飲み込まれるまでの時間がほんの数秒伸びる程度でしかないだろう。


 それでも……後ろから轟音が迫ってくる。この音を聞くだけで、ここから離れなきゃと思ってしまうのだ。


「……うおっ!? あっぶね!」


 走る俺のすぐ脇を、小さな溶岩が通り過ぎて行った。それが着弾した場所の雪が、じゅうううと嫌な音を立てて溶けていく。

 直撃してたら、と思うとぞっとするな……。


「くっそ……」


 そしてその瞬間に、ちらりとだが俺は横目で見てしまった。すぐ近くまで迫ってきている溶岩を。


 どうする? どうすればいい?


「あ、あのっ、能力でなんとかならないですっ!?」

「無理だな! 俺のフレアロードは、火にしか使えない!」


 溶岩が巻き込んだものが燃えた火になら、もちろん使えるだろう。なんなら、その場で消すこともできると思う。でも、それだけなんだ。

 一番の大本である、溶岩そのものには何も効果を発揮できないんだから、どうしようもない。


「火、にしか……」


 ぼつり、と織江ちゃんがつぶやく。


「……! あの大岩を盾にすれば少しは時間稼げるかも……!」

「あ、うんっ!」


 さすがに、溶岩で岩が溶けたりすることはないだろう。……たぶん。

 陰に回り込んでそこでやりすごすのは無理だろうが、あれを起点にして下っていくなら少しは……。


 と、いうわけで前方に現れたでかい岩を背中にして、引き続き逃げる。

 さて効果のほどは……。


「意味なし!!」


 あんまり関係なかった!!


 どっぱあって! 大岩一瞬で飲み込まれちゃった!


 おまけに、その岩の上を勢いよく通過したおかげで、溶岩が俺たちを上から襲う形で一気に迫ってきて……。


 …………。


 ……あれ、来ないな?


 ていうか……俺たちを明らかに避けてる? ん? なんで?


「……やった、うまく行った、でござる!」


 久々に聞くござる口調が、隣から聞こえてきた。


「……織江ちゃん?」

「思った通り、溶岩を動かせたでござるよ!」


 目を白黒させる俺が見たのは、ドヤ顔の織江ちゃんだった。


 ……なるほど? うまくいったから心に余裕ができて、ござる言えるようになったと。


 ん? いや待て、溶岩を動かす?


「どういうことだ?」


 わけがわからん。

 そんな俺に、織江ちゃんは足を止めた。


「百聞は一見にしかず、でござるよ明良殿!」


 そう言って彼女は溶岩に真正面で向かい合うと、そちらに両手を向ける。

 それにつられる形で、俺は迫りくる溶岩を注視する。……まぶしい。


「鋭ーっ!」


 織江ちゃんが叫ぶ。

 すると、次の瞬間……!


「うおおあっ!?」


 なんと、溶岩が俺たちを避ける形で左右に分かれた!


「どういうことだ!?」

「ふっふっふ……明良殿、拙者の能力は水を操るものではないのでござるよ」

「な、なんだって!?」


 そんなバカな。だって、さっきのバトルでも織江ちゃんは確かに水を……。


「水には限らぬのでござる。そう、拙者の能力は……」


 溶岩に向かい合ったまま、織江ちゃんが能力を行使し続ける。

 大量にやってくる溶岩が、すべて俺たちを避けて通り過ぎていく。既に周りの雪はほとんど残っておらず、今この場の温度がかなり高いことがわかるが、それは俺たちにとってさほど問題ではない。


 そして、彼女は言う。


「『液体を操る』能力でござる!!」

「な……なるほど……!」


 液体! なるほど納得だ、それなら納得できるぜ!

 うん、水は確かに液体だ。さっきまでのバトルで、水しか使っていなかったのは危険性が少ないとか、わりとどこにでもあるとか、そういう理由だろう。酸とかだったら、攻撃力は抜群だろうが自分も危ないし。


 そして、溶岩も液体だ。元々は岩だが、岩だって高温になれば溶ける。理科で習ったな、こんな感じのこと!


「あまり広くは使えないでござるが……」

「いや、十分だよ! 二人分のスペース確保できてるから十分だ!」


 空から見たら、俺たちがいる場所だけが溶岩に飲み込まれていないことがよくわかるだろう。その視点には行けないので実際のところはよくわからんが、たぶんきれいに円形になっていることだろうな。

 確かにその範囲はさほど広くはなくて、せいぜい溶岩の超高温で焼かれない程度の範囲しか確保できていないわけだが、それだけあれば十分だ。


 頭上を確認すれば、ライフは少しずつだが減っている。たぶん、周りの急激な温度上昇が原因だろう。

 それでもそのスピードはかなり遅く、当然だが溶岩に飲み込まれた時とは比べものにならないと思う。


「……しっかし、これいつになったら終わるんだろうな?」

「さあ……見当がつきませんね」


 おかげで、会話する余裕もできてきた。


 織江ちゃんは能力を使いっぱなし、俺は何もしていないという差は結構申し訳ないんだが、実際俺には何もできないので仕方ない。


「……織江ちゃんは、その……、あー……よかったのか?」


 ござる口調について聞こうかと思ったんだが、なんか今はまだやめといたほうがいいような気がした。

 なので、とっさに別の話題に切り替える。


「? と、おっしゃいますと?」

「いや、結果的に対戦相手を助けてるじゃん?」

「……それを明良殿がおっしゃるので?」

「そりゃそーだ」


 はは、と思わず苦笑が漏れた。


 うん、まあ、そーだな。俺、対戦相手二人中、二人ともバトル中に助けてるわ。


「良いのです。どのみち、拙者では明良殿には勝てなんだでしょう」

「そうか……?」

「道具に多くポイントを振っていた拙者は、道具を喪えばそれまででしたゆえ」

「……確かに、俺はパッシブにばっかポイント使ってるな」

「でしょう。その差は、面と向かって戦ってよくわかり申した」


 ふむ。やはり、身体能力を上げたほうが優位に立てるんだろうか。俺のポイント振り分けは間違っていなかった、ということか。


「それに……」


 そこで、織江ちゃんは少し言葉を切る。


「その……貸し借りはなしにしとうございます」

「ははは、なるほど。そりゃわかりやすいわ」


 そういうことは早めに解決しておきたいタイプ、ってことかな。うん、そういうのいいと思うぜ。

 貸したり借りたりっていうのは、後々何かと面倒になったりするもんだ。それは金に限った話じゃないと、俺は思ってる。だから、彼女の言葉には好感が持てた。


『残り一分』

「おっと……」


 突然のアナウンスに、俺たちは思わず空を見た。

 織江ちゃんと空さんのバトルで、タイムアップが迫ると参加者にもそれが伝わるってことはわかっていたが、実際にバトルエリアではこうやって聞こえるんだな。


「残り一分か……」

「無事に粘れそうですな」

「ああ。織江ちゃんのおかげだよ」

「い、いえ……わた、拙者はただ、借りを返しただけで」


 一瞬素が出かかった彼女に、俺は小さく笑う。

 ちょっと赤くなってるところからしても、演技なのはもう完全にバレバレだ。それでもまあ、別にいいや。彼女の場合は、そうやって素と演技が混ざる感じがかわいい。背伸びして無理してる感じが、また余計に。


 ……いや待て。勘違いするな、俺にその手の趣味はないからな。小さい子にそんなことはしない。そういうのは、他の奴を当たってくれよな。


『十秒前……八……七……』


 カウントダウンが始まった。


『五……四……三……』


 このバトルもおしまいか。


「明良殿、その……」

「ん? どうした?」


 不意に、織江ちゃんが声をかけてきた。それに返事をするが……。


『タイムアップ』


 そのアナウンスと共に、頭上に「YOU WIN」と表示されて俺たちの身体は一切動かなくなる。

 一瞬ののちそれが解ければ、今度は白い光が俺たちを包み込む。ワープだ。

 そして俺たちは、この波乱万丈あったフジヤマエリアを後にする……。



▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽



『タイムアップで勝利をつかんだのは、明良選手だあぁぁーっ!!』


 気がつくと俺たちはポータルにいて、ディスプレイから聞こえてくる司会の声で我に返る。


『これで明良選手は二勝! 本選出場に王手かー!? 一方、織江選手は二敗! 残念ながらここで敗退が決まってしまったー!』


 歓声が響いてくる。この何割が俺への称賛で、何割が織江ちゃんへの同情なんだろうな。


『さて、次のバトルはいつも通り一時間半後です! 繰り上げ開始の場合、最短で今から一時間後!

 それ以前の開始はありませんので、ご観覧の皆さまにおかれましては、一時間を目安に行動していただければと思います! それでは皆さま、早ければ一時間後にまたお会いしましょう!』


 続いて、聞き覚えのあるアナウンス。ここは型通りって感じか。


 次の試合は湊さんと空さんだよな……。空さんの動きも気にはなるが、湊さんはどうするつもりだろうか。

 勝ち負け以前に、このトーナメントが嫌だっていう彼女だから来ない可能性も否定できない。でも彼女、俺とのバトルには来たしな……。どういうつもりで行動してるのかがいまいちよくわからん。


 まあいいか。来たら来たで、空さんの能力を観察させてもらおう。来なかったら、その時は……んー、まあ、どうしようもねーか。

 ひとまず、真琴んトコに戻ろう。あいつは見ていたはずだから、いろいろ話ができるはず。


 ……と、その前に。


「織江ちゃん、お疲れ」

「あ、はい。お疲れ様でした」


 ワープ装置から降りていた織江ちゃんに声をかけると、彼女はぺこりと頭を下げてきた。


「その、最後はありがとな」

「いえ、構いませぬ。拙者、こたびの負け戦は承知できましたゆえ」

「……そっか」


 細かいところちょっとわかんねーけど、負けても文句ない内容だった、ってことかな。

 ちょっとほっとした反面、この言い方ってことは空さんとのバトルは納得してないってことなんだろうなあ。うん、それについては一切触れないことにしよう。触らぬ神に、とかって聞いたことがあるからな。


 というわけで、話題を変えよう。元々、俺が聞きたかったことはそれじゃないからな。


「ところで……さっきなんだけど、最後なんて言おうとしてたんだ?」

「えッ、……あ、いや、その」

「?」


 あれ、なんでそんなどもるの?

 俺、そんなおかしな質問した覚えないし……っていうか、疑問持ったのは主に織江ちゃんが言いかけてたからなんだけどなあ。


 しばらく、織江ちゃんはそこで一人芝居みたく手をわたわたさせていた。若干顔が赤いのは、恥ずかしいからというのはわかるものの、なんでか、まではわからない。


「え、えーっと、そう! えと、次の戦、お気をつけて、と!」


 次の……ああうん、俺の次は空さんだからな。

 うん、気をつけないとな。あの人は何をしてくるかわからないし、能力の正体もまだ不明だ。警戒しておくことに越したことはない。うん。


 でも、なんか今の答えは、彼女が本当に思っていたことではないような気がしてならない。すごく間があったし、言い方もひっかかる感じがする。


「で、では拙者はこれにて失礼つかまつります!」

「え? あ、ちょっ、織江ちゃん!?」


 もっと突っ込んで聞こうとしたのに!

 そんな逃げるみたいに出ていかなくたっていいだろ……。うーん、あれはやっぱり、何か隠してる感じだな?


 気にはなるけど、次のバトルを見れないくらい時間取られても困るし、後にするか。マップの機能を使えば、どこにいるかまではわかるし。

 これ以上、ここで一人考えてたってしゃーなしだな。うん、真琴んトコ戻ろう。



▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽



「おかえり、お兄さん。おめでとう!」

「おう、サンキュー」


 目があって一番に、真琴がそう言ってハイタッチをしてきたのでそれにこたえて俺は笑う。身長差があるから、俺はハイじゃなかったけどな。

 それと同時にマスラさんが真琴の身体に吸い込まれて消え、俺は彼の隣に座る。


「今回はかっこよかったね! フレアロード、ばっちり決まってたよ!」

「ふふふ、だろー? 今回はうまくできたと思ってたところだ!」


 胸を張って鼻高々な俺に、真琴が肘で小突いてくる。


「またー、最後は結局また助けてたじゃない」

「いや、あれは偶然だぜ!? そんなつもりはなかったし、なんならあの雪とか噴火とかなかったら俺、そりゃもーガチにKOもぎ取ってたかんな!」

「あはははは、あれはちょっとやりすぎだったよね。あれがフジヤマエリアのフィールド効果なんだって」

「やっぱか! やりすぎっつーか、本気で殺しに来てたよあれは」


 思い返しても、あの雪と噴火はないと思う。あんなもん、実質無理やりKOさせたいだけにしか見えねーぞ。


 そうだよねー、と真琴も頷いている。マスラさんという補助人格があるこいつだが、たぶんこいつでもあの状況を乗り切るのは無理だと思う。


「司会の人が説明してたけどね、四十分経過で冬山モードに切り替わって、もう四十分経過で噴火モードに切り替わるんだって」

「時間で変化するのか……言われてみりゃ確かに、そんな感じだったな」

「普通はあんまり噴火モードまで行かないことが多いらしいんだけどねー」

「噴火行ったらただのサドンデスだろ……」


 残り十分であんなことになるとか、マジでサドンデス以外の何物でもないだろ。

 こういうエリアがあるってことは別にいいんだが、だとしたら事前に情報がほしいところだなあ。


 富士山がモデルのフジヤマエリアでこれだけおっかないってことは、やっぱり宇宙がモデルのエリアは半端ないんだろうな……。空気がないってことだろうから、もしかしたら何もしてなくてもライフが減っていくとか……?


「んー、それはそうなんだろうけどさあー。あそこでお兄さんが助けてなかったら、たぶん噴火まで行かなかったと思うよ?」

「あの状況だぞ、普通は助けることないか!?」

「どうかなあ……少なくとも空さんや湊お姉さんは助けそうにないよね?」

「……確かに」


 あの二人は、現実をちゃんと見てちゃんと把握できているタイプだろう。転生をかけていても生死はかけていない場面で、相手に情けをかけることはしないだろうなあ。

 そんなことを考えながら小さいため息をついた俺に、真琴がくすっと笑う。


「でも、あれでよかったと思うな。お人よしなお兄さん、ボクは好きだよ」

「……あんがとさんよ。まだ生きてるつもりでいるだけなんだけどなあ」


 肩をすくめる俺に、それまで笑いを浮かべていた真琴はふるふると首を振った。


「それはみんなそうだと思うよ」

「そーか?」


 うん、と頷く真琴がポップコーンを差し出してくる。……まだ残ってたのか、それ?

 まあいいや、もらうとしよう。


「転生できるかどうか、ってトーナメントに出てるんだよ。死にたくて死んだ人なんて、きっといないよ」


 こいつ、本当に十一か!? そんな冷静な分析、考えたこともなかったよ俺!

 これがアレか、いわゆる人としての器の差ってやつか。軽くへこめるな。歴史に名を残した人たちは、きっとこいつみたいに小さいころからすごかったに違いない。


「だからさ、湊お姉さんも織江お姉さんも、お兄さんに助けてもらったのは嬉しかったと思うよ。どれくらい思ってるかは違うと思うけどさ」

「喜んでもらいたいわけじゃねーんだけどな。俺がそうしたかっただけでさ」

「もー、お兄さんあんな風にバッチリ助けといてそう言うの? 後で苦労したってボク知らないんだから」

「え? あ、お、おう? すまん?」

「お兄さんって、お人よしな上に鈍感なんだね……」

「お前に言われると、なんか悔しくないのはなんでだろうな?」

「もうっ、そこはいつもみたいに素直に反応してよー!」


 ぽかぽかと子供パンチを食らいながら、俺はポップコーンも食らう。さくさく鳴る音もそのままに、キャラメル味をじっくり味わうのだ。


 次のバトル、どうなるかな。湊さん、来るんだろうか。空さん、どう戦うんだろうか。


 いろいろ考えることはあるが、それはその時が来てみればわかる。今はとりあえず真琴と適当に話しつつ、この観客席の雰囲気をもう少し味わっておこうと思う俺だった。

当作品を読んでいただきありがとうございます。

感想、誤字脱字報告、意見など、何でも大歓迎です!


VS伊月、これにておしまいです。次は涼と永治の戦いを挟んで、VS永治となります。

主人公らしい性格を模索した結果が亮なんですが、ちょっとテンプレすぎたかな……?

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当作品の異能力バトルにおいてキャラクターが使う特殊能力と、彼らが戦うバトルエリアのアイディアを募集しています。
もしアイディアがございましたら、規定をご確認の上提供していただきたく思います。
【急募】能力とエリアのアイディア【来世に(ry】
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