Qどうして怪しいと思ったのか?他
少女の消失事件が起きた。
手がかりは、現場に残されていた、少女が持っていた消しゴムのみ。
それはブロッコリー型の消しゴムという珍しいものだった。
刑事の私は、とある男に聞き込みに向かう。
この男は、現場の近くをうろついていたらしい。
「これに見覚えは?」
私は男にブロッコリーの消しゴムを見せた。
ただし、現物ではなく正面から撮った写真だが。
「さあ、知りません」と男。
「本当か?」と私。
「本当ですよ。そんな珍しい消しゴム、一度見たら忘れませんて」
この発言を聞いて、私はこの男が怪しいと確信した。
Qどうして怪しいと思ったのか?
『失恋していました』
後輩から、そんなメールが届く。
この後輩は、ある情報を私に伝え忘れていたのだが、まあ、失恋して精神的に疲れていたんなら仕方ないか。
そう思って、私は『元気出せ、きっと出会いはあるさ!』と送ったのだが、その後輩から『出会い?』とハテナマーク付きのメールを返されてしまった。
Qどうしてそんなメールが返ってきたのか?
幼なじみの女の子を探している。
ずっと前に別れたきりで、記憶も定かではない。たが、『ますこ』という名前だったのは覚えている。
だが、そんな名前の少女は、地元にはいないと調べはついている。
あの少女はどこにいってしまったのか。
それを探偵に相談すると、こんな返事が返ってきた。
「少女ではなく、少年を探してみては?」
Q探偵は何が言いたかったのか?