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転生少女は今度こそ 錬金術で幸せになります  作者: チャッピーミイタン
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第49話⬜それぞれの思惑

リーム王国王城


「それで獣王連合国はどうであった?何か分かったのか?」


「はい。第一王子派と第二王子派の衝突があったので途中帰国となってしまいましたが、あの国とは敵対してはならない ということだけは分かりました」


「それほどか?」


「それほどです!特に竜人領のミルキーウェイ4姉妹は大変危険です。魔国との衝突では悪魔が2000体以上いたにもかかわらず、あの一隻の船と4人の姉妹で相手を全滅させていました。はっきり言って化け物です」


「そうか。だが新しいアイテムが手に入ったのは収穫だったな。何と言ったか空間魔法通信か」


「はい。帝国との戦争が再開された場合、非常にこちら側に有利に働くアイテムです。作ったのはミルキーウェイ4姉妹の4女ルーナ・ミルキーウェイです」


「まだ4才だとか。本当にそんな者が存在するのか」


「はい彼女は天才です。錬金術師という話です。おそらくあの船も彼女が作ったものと思われます」


「錬金術師にそんなことが出来るのか?信じられん!しかし、なんとかこちら側に取り込むことはできんか?うちの王子たちと婚約させるとか」


「非常に難しい状態です」


「何か弱点はないのか?まだ子供であろう」


「ついこの間まではお菓子を集めていたようで うちの国にも来ていました。しかしこの間行った時にはもう商品として販売されていました」


「ううむ。とにかく何か手を考えるのだ」


「そうするにしても、あまりにも今の状況が悪すぎます。あちらで起こした問題を解決せねば話は進まないでしょう」


「それに関しては第一王子派と第二王子派に賠償金を出させる予定だ」


「分かりました早急に手を考えます」




魔国北部悪魔が生息する氷の国


「ガオガオー 猿が死に鳩が逃げ帰ったが何があったのだ?ガオー」


「ふあー 白竜女王ともめてるみたいだよ。かなう訳ないのに。この前もなぐり込んで来たしね」


「シャシャシャー あのばあさん死んだんじゃねえのか。かなり若くなってたようだな。分からねえ シャシャシャー」


「ガオ しかし風通しが良くなったな 参ったぜグハハハハハハハ ガオーー」


「ふあー俺もう寝るわ100年は起こさないでよ」


「シャシャ 知るかよバカ。死んでろ!久しぶりに地上に出てみるかな シャシャー」




獣王連合国領主会議


「皆さん忙しいのに お集まりいただいてありがとうございます」


「忙しいだ暇だなどと言っておられんだろう。ミルキーウェイ4姉妹をどう扱うのだ」


「問題はあの家に力が集まりすぎてるということだ」


「確かにその通りですな。もしその気になればこの国を乗っ取ることも可能です」


「今のところ国の中で大人しくはしていますが下手に刺激したらどうなるか分かりません」


「この前の戦いをわしは見たぞ。相手は悪魔が2000体以上いたんだ。それがあっという間に全滅だ」


「確かに恐ろしい力ですな。だが我らに大変協力的ではないですか。ゴーレを100機も譲ってくれたし」


「今はな。何かの拍子でタガが外れたらどうなるか分かったものではないぞ!」


「うーむ。追い詰めてはいかんな。だが増長されても困るし、ここは しかるべく役職につかせて責任を持たせるのはどうだろうか」


「うむ。それには賛成だ。だが我が連合国には貴族などという特権階級は存在しない。何につかせるべきか」


「防衛庁長官に任命してこの国を最後まで守らせたらどうでしょう」


「しかし 長女も次女も三女も全員 冒険者になったそうではないか。冒険者とは自由をこよなく愛するものだろう。そんな役職につくだろうか」


「ならば四女に任せればよいだろう」


「本気か?まだ4歳だぞ」


「ただの4歳ではないだろう。錬金術師として多くの新しいものを作っておる。それにあの姉妹は末っ子をずいぶん大切にしている」


「うむ。それは分かる。ならばうまく持って行き役職につけるのだ」


「それがいい」





竜人領黒竜村ミルキーウェイ家


「へくちぃん!」


「風邪でありますか?ルーナ様」


「うーん。誰かウワサしてるでしゅ」


「理解不能であります。コメット様とユノ様のボディーがかなり傷んでいるであります。スベアを作っておいてよろしいでありますか?」


「ええ?全然気づかなかった。是非お願いしましゅ」


「では私は早速取り掛かるであります!」


みんな忙しそうに仕事をしている。いろんなことを始めて軌道に乗るとみんなゴーレムたちに任しているので自分は暇だ。


誰か遊んでくれないだろうか。仕事を止めてまで遊んでくれなんて言えないしな。


そうだ!ゴーレムなら自分で作ってしまえばいいのだ。いつものように土からゴーレムを作っていく。そして強化をして硬化させる。さらにゴーレムの魔力回路をセットする。声が出るように人工声帯もつけておく。後はスライムをはりつけて水色ゴーレムの完成だ。


よしこれで遊び相手ができた。何をするかな?ゲームでいいか。


俺は土からオセロゲームを作っていく。元になる基盤を作り線を引く。そして丸い駒は土を硬化させて黒くし白い方は岩石を硬化させて白くする。2つを貼り合わせれば出来上がりだ。


早速ゴーレム相手にオセロをしてみた。こいつ強い!なかなか角が取れない。


結果は10戦全敗 完全なる敗北である。なぜだ?なぜできたばかりのゴーレムに負ける。


「びえ〜ん!一回も勝てないー!びえ〜ん」


「ルーナ様 何事も修行ですよ」


「びえ〜ん お前いつ修行したんだよ びえ〜ん」


10分ほどして泣き止んだら次のゲームを考える事にした。次は運で勝負だ。これなら五分五分の勝負ができるだろう。


すごろくとサイコロを作って勝負することにした。やってみると やはり 10戦全敗だった。


こいつ思った通りの目を出すことができる。なんて奴だ。これじゃあかなうわけがない。


「びえ〜ん!一回も勝てないー!びえ〜ん!」


「ルーナ様の日頃の行いが物を言うのですよ」


「びえ〜ん お前にいつ日頃があったんだよ びえ〜ん」


俺は走って家の外へ出て行ってしまった。そこへ出てきたエローラがそのゲームを見つけた。


「これは面白いでありますね。ぜひ 商品化するであります」


しばらくしてオセロゲームとすごろくゲームが売り出されることになった。このあと獣王連合国全土にこのゲームが流行ることとなる。

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