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ロトがペネロペと試合をした結果、ペネロペをボコボコにしてしまった。

まあ、俺の手助け無くしてロトが勝てたかは怪しいと言わざるを得ないが。


それで良かったはずだったのだが、今、俺の目の前には、仁王立ちしている姫騎士様がいる。

会いたくはなかったんだが、練兵場に来たら、いたんだからしょうがない。


「えーっと、どうかいたしましたか?」

「心当たりがないの?

胸に手を当てて考えてみたらいいんじゃない?」


とりあえず、胸に手を当ててみる。

いや、心当たりはありまくりだし、胸に手を当てるまでもなく、思い当たる節はある。


「怒っているのでしょうか?」

「ぜんぜん怒ってないわ」


それ、絶対怒ってるときの言い方でしょ。

「ぜんぜん怒ってない」なんて、怒ってない時言わねえだろ。


ふくれっつらをしている彼女をどうしたらいいいか分からず、まごついていると、師匠が来た。


「よう、お前ら、今日も仲良くやってみたいだな」


「師匠、どこに目がついてたら、そんな感想になるんですかね」


ぼそりというが、師匠は意に介さず、話し出す。


「君らには、もっと仲良くなってもらおうと思ってな。課題を出そう」

「課題ですか?」

「そうだ、ギルドには話を通してあるから、そこで依頼を受けてくれ」

「分かりました」


師匠から書状を渡された。

ギルドへの紹介状だ。


「それじゃあ、行きましょうか」

俺はおそるおそるペネロペに声をかける。


彼女は、そっぽを向いたままではあるが、しっかりと俺の後をついてきた。



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