表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

22/29

20

今日も今日とて、師匠の厳しいしごきに耐えて、強くなってみせるぞ、と、張り切って、練兵場に行く。


「師匠、今日もよろしくお願いします」

「うん、ああ、そうだな」


どこか煮え切らない様子だ。

「どうしたんですか?」

「俺とこのまま、練習試合をするのもいいんだろうが、実力差がありすぎると、練習になりづらいと思ってな」

お、俺が気にしていることを、さらりと言って来た。

少し傷つく。


「そこで、だ。

彼女を紹介しようと思う」


師匠に呼ばれて出てきたのは、銀髪褐色美少女だった。


「紹介する。こちら、留学生のペネロペ皇女だ。

お前も知ってるとは思うが、我がノイエ王国に隣接しているアルト帝国の皇女だよ。

たぶん、何かの機会で会ったことはあるだろうし、少なくとも顔は知ってるだろ。


今日、到着されて、明日から、魔術学院に転入するそうだよ。

恐らく、同じクラスになるんじゃないか。


それで、彼女の頼みでな。

剣術の練習相手を探しているそうなんだ。

俺と手合わせしたいって言うんだが、それはそれで、あまり練習にならんと思うし、ちょうど、お前の鍛錬も煮詰まってきたところだから、彼女とやったらどうかなと思ったところだ」


俺は、そのとき、顔面蒼白だったに違いない。

師匠の説明を聞いていなかった。

というか、ほとんど聞こえていなかった。


姫騎士ペネロペ

師匠が説明した通り、アルト帝国の皇女である。


そして何より、レイ王子の婚約者候補にして、寝取られ候補の一人である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ