1.俺の日常
この物語は、筆者が好きな要素を詰め込んだ妄想小説です。ストーリーがメチャクチャかもしれませんが、どうかお付き合いください!
「立花くん、今日サークルの集まりくるーー?」
講義が終わり教授が室内から出ていくと、数人の女子に囲まれた
「ごめん、今日は妹と約束あるんだ、みんな楽しんできてね」
そう言って席を立つ。正直言って、めんどくさい。
俺、立花樹は、現在大学一年。通っている大学は都内屈指の名門国立大学。全国から多くの秀才が通っている‥‥(と思ってた。)
俺の容姿は自分で言うのもなんだか、かなり整っていると思う。だが、中高は一貫の男子校で周りに女子が群がってくることがなかったから、男同士気軽に学生生活を楽しんでいた。
俺が大学生活に不満を感じはじめたのは、入学式の次の日からだった。講堂に入ると沢山の人がよってきた。
「立花くん‥だよね!昨日の代表挨拶すごかった!
かっこいいのに頭もいいんだね!!あとSakiの‥‥」
「おい、立花くん君はSakiちゃんの‥‥」
どうやら今年の首席が超絶イケメンらしいという噂と俺の妹についての噂がながれたらしく、同級生だけでなく先輩方まで、男女を問わず、俺を一目見るために押し寄せてきたのだった。
中高では俺の妹のことを知っても変わらずに接してくれた友人たちのおかげで、気ままに過ごしてきた俺にとってはこんな状況は大変迷惑なわけで‥‥
俺は大学生活にあきあきしていた。
(もとより、大した期待などしてなかったが)
そんなこんなで、サークルに入ってもたくさんの女子が群がってくるわけだ。毎回、角が立たないように断るこちらの身になってほしい‥‥