表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/19

ステータスが異常でした。

今、私はとても困惑している。なぜって?

…それは、いま私が見ているこのステータス君のせいじゃー!

そのステータス君が、こちら!


LV 1

HP 9999999/9999999

MP ∞


俊敏 ?

器用 ?

運  ?


【固有スキル】

   ?


【スキル】

   ?


 【魔法】

  火魔法

   ?


 【職業】

  魔法使い

   ?

   ?

   ?

   ?

   ?

   ?

   ?

   ?

   ?



…おかしいでしょ!?

なんでHPと、MPと、レベル以外ほとんど「?」なの?

しかもMPと、HPが、人間離れしているー!

あ、魔法の火魔法と、職業の魔法使いは、さっき魔物倒したからか?



…他のやつも、やったらできるのかな?

…だめだ、だめだ。もう森を抜けてるし、なんなら街だし…夜だし…。


ん?夜?



・・・。



ああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!

そうだった! 前世の頃は中学生で部活とかあったけど、この世界だと、アイシアは、

7歳児なのである。こんな暗くなっても帰ってこなかったらヤバいはずだ!


私は歩く速さを3倍ほどにして帰った。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


家は、まあ、貧乏では、なさそうだ。う、入りたくない…。


「た、ただいまー」


「おかえりー!」


…ん?

怒んないのか?なんというか、少し寂しいぜ?


「おお、アイシア、お帰り!」

「お姉ちゃん、今日はいつもより遅いね。」


…うん。なるほど。

どうやら私はしょっちゅう遅れて帰るらしい。

理解したぞ。


***



ふむ。夕飯を食べながら記憶を思い返してみると、私の父は、商会の社長らしいみたいな

仕事をしているらしい。


…悪いが、もう一度言わせてくれ。




貧乏じゃなくて良かった。



***



私はいま、図書館に来ている。

なぜって?そりゃあもちろん、魔法を使うためさ!

何と驚いたことに、庶民の家には魔導書なるものは置いてないらしい。

だからわざわざここまで来たわけさ。はぁ、めんどくさい。…とにかく入ろう。



「…広っ!」


…そりゃ驚くよ!?外から見たより広かったんだもん。

ゴホン。とりあえず、魔法についてのまとめみたいな本読んでみよう。




…ふむ。この世界には、火魔法、水魔法、風魔法、土魔法の基本の4つと、たまに持っている人のいる、雷魔法、召喚魔法、無属性魔法、光魔法、闇魔法、回復魔法の6つがあるらしい。


そして、ごくまれに持っている人のいる、重力魔法、時空魔法、付加魔法の三つがある。


これは、何代か前の王族の誰かが、時空魔法が使え、何年か前に、城に仕えていた宮廷魔術師が


重力魔法を使えたはずだ。


えーと付加魔法は…ああ、1つ前の代の近衛騎士団長が使えたらしい。そして残りが、ほとんど伝説として語り継がれている感じの…聖魔法だ。


この本によると、何百年も前に聖魔法が使えるものがいたようだ。あまりにも使える人が少ないため、詳細は分からないらしい。


このような魔法の種類を属性という。(知ってる。)ふつうは1属性だが、まれに複数個使える

人がいるらしい。






…多い。正直言って多い。これ全部読んでやってみるの絶対めっちゃ大変だと思う。

とりあえず、基本の4属性をやってみるか。本を借りて、私はある場所に向かった。




___________________________________________





と、いう訳で、今私はあの魔物に襲われた森にいる。ここなら魔法使っても大丈夫だろう。

…取りあえず火魔法から使ってみよう。慣れると自分で新しい魔法を作ることも出来るらしい。


「炎の蔓!」


ふむ。初級はこんな感じか。…強いのか弱いのかわからん。森が無事なのもまだ謎だが

中級をやってみよう。


炎竜!(ファイアドラゴン)


中級の「炎竜」て、かなりやばいぞ。中級でこれなら上級はどうなるんだろう…。


「無限炎獄!」


…上級ってこんな簡単に使えるものじゃない気がする…。

…まあ、上級がかなり強いのは分かる。というか魔法の強さはその人の魔力によって変わるらしい。



私は魔力が無限なので威力がヤバい、という事だな。

こんな強いの使える様にしてくれたあの人マジサンキュー。

今度自分でも魔法を創ってみたい。




次は水魔法やってみよう。



水球(ウォーターボール)!」




次…中級をやってみるか。…火より水の方が若干難しいな。


「水の蔓!」


濡れそうでぬれないのはすごいな。よーしたぶん上級も出来るよねー。


「寄せる海波!」



もう上級が簡単に使えることには驚かないぞ!

ん?水魔法の中に氷魔法もあるのか!…どうやら、氷魔法は水魔法から枝分かれしたようなものだから、初級も中級も上級もなく、どの魔法も難しいらしい。


…とりあえず、使ってみるか。他の属性の初級くらいのやつに似せてやってみるか。



「凍結!」


…威力がやばい。地面が凍った。でも、1個くらい中級使っても大丈夫だよね…。害さないようにすれば…。


「氷槍!」



ドスッ!ドスッ!ドスッ!


…ヤバい。いろいろな意味で。木に突き通ってたよ!?

氷魔法って、難しい代わりにめちゃ強いな。



割合取れてるな…。





…そういえば、もっと強い火魔法や水魔法もあるのかな?




ブックマーク、ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ