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元社畜社員の青春モノ  作者: すぅ
2/2

昔馴染みとの再会

うるさい妹に先に行かせ、家を出ながらも彼女をどのように作るのかということばかり考えていたが、作るためには高校生ということで何らかしらの目立った秀でておかなければならないポイントがある思う。まぁ具体的に言えば勉強やら運動やらルックスということになる。


正直なところ運動は難しい、あれは前世では平凡だったし、努力だけではどうしょうもない部類に入るものだからだ。だが勉強は努力次第ではどうにでなるし、ルックスも今から清潔感を持った格好を意識すればいいと思う。


そんなことを思案しながら歩いていると、


「おはよう、今日は早起きなんだね〜」


と懐かしい声が聞こえてきたので振り返ってみるとそこには幼馴染の千川楓(せんかわかえで)がいた。


こいつとは小学校時代からの腐れ縁でほんわか可愛い系のいわゆる癒されるタイプの女の子だ。髪の色が茶髪なことや垂れ目なとこがより一層その雰囲気を高めている気がする。前世ではこいつとはあることがきっかけで仲違いを起こしてしまい、こいつとは疎遠になったが元を辿ると思春期でガキだった俺が悪いので今世ではそんなことがないようにしたいと思う…

(彼女候補の一人だからな!)


「おう、おはようさん」

「うん、そういえば(かい)は今日の宿題やってきた?」

「え?、宿題なんてあったっけ?」

「あるって先生言ってったじゃん、どうせ海のことなんだからホームルーム中寝てたんだろうけど」


そう言われても俺昨日までの記憶しばらくないんです…

なんてことは言えないし、素直に謝っとくっか。


「そうです、本当に申し訳ございません…」

「もうしょうがないな〜、今回は私の課題見せてあげるから次はちゃんとやりなよ!」


そうやって微笑みながら優しい表情を浮かべる彼女に対してなんで俺、前世ではこの子と付き合おうと思わなかったんだろうと思いながら学校に着いた。


学校に着き、席でさっき借りた課題を写してると

「おい、海」

と声をかけられたので、振り向いた先にいたのは、悪友の進藤拓也(しんどうたくや)だった。


まぁこいつは良くも悪くも高校生の童貞男子の鏡みたいなやつで悪いヤツでではないが、とりわけ悪いところはないが、良いところもない的な感じ?のやつである

だからこそ俺と仲が良かったんだろうけどな…


「なんだ、俺は今忙しいから後でにしてくれ」

「年がら年じゅう暇なお前が忙しいわけないだろ笑、そういえば課題見せてくれね、俺まだやってないんだわ」

「課題は自分でやるもんなんだよ、お前、分かったらとっととやってこいこのアホ。」

「お前も大して頭変わらんだろー!、てか普通に写してるだけだろ誰の写してるんだ?」

「楓の」

「お前マジかよ、あんな可愛い子と幼馴染だからって羨ましすぎんだよ!、俺にも見せろや」

「だが断る」

そんなアホなやりとりをしてると、


「海、見せてあげないと可哀想でしょ。」

と楓が俺の席の近くに近づきながら声をかけてきたので、


「いや、せっかく楓が俺のために見せてくれたやつをこんな腐れ童貞なんかに見せたくはない!」

「別に海のために宿題をやったわけじゃないんだよ//」

「それもそうか。」


「朝からご馳走です…、海は鈍感なのかねぇ〜」

と訳の分からないことを拓也は口走っていたのでとりあえずうざいからしばいといて授業の課題に専念することしした。


初心者です…

至らぬ点があれば罵倒してください…


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