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不器用すぎる恋のレシピ ~料理スキルゼロから始まる彼女たちとの恋愛ストーリー~  作者: 睡眠の精霊ぽち。
第五章「掃除をしましょう そうしましょう」
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琴乃葉家の話し合い

晩御飯(第二弾)が出来るまでしばしの話し合い。

 「舞羽と」


 「いくみんが作る」


 「「ミートソーススパゲッティ~!」」


 「わー、ぱふぱふ」


 「…がんばれ~」


 「ふぁいといくみ~ん」


 「うふふ」


 舞羽と郁巳が歌のお兄さんお姉さんみたいにポーズを取ると綾、まりも、和、そして母親がそれぞれエールを送った。


 「とは言うものの舞羽さん」


 「はいはい何でしょうかいくみん?」


 「ミートソーススパ…と聞くと難しいと思ってしまうのですが、そこの所どうなのでしょうか?」


 「ふむ…では」


 「お答えしましょう!」


 「ちょっと和先輩!外野は黙ってて下さい!」


 「あはは。ごめんごめん。でもいくみん、スパゲッティは茹でるだけだしミートソース自体は基本簡単な食材で済むから本当に楽だよ」


 「そうなのか」


 「の~ど~か~せ~ん~ぱ~い~」


 「あ、あはは…ごめん悠季ちゃん」


 「もう。まあいくみん、ミートソーススパが楽かどうかは作ってみてから判断しなよ、ね」


 「おう!」


 「じゃあボク達はキッチンへ行くから一時間もかからないと思うから少し待っててね~」


 「「「はーい、お気遣いなく~」」」


 そして二人がキッチンへ行った後に郁巳達のお母さんがそそっと冷蔵庫へ向かった。


 「じゃあ私は晩酌も兼ねてお酒を…」


 「お母様…お酒はほどほどにね」


 母親の行動に綾が釘を指した。


 「綾ちゃ~ん。これは違うの。息子と未来の娘がどの様にイチャイチャするかをチラッと見る為の口実も兼ねてるの~」


 「分かってるよ!だからダメなんだって!ほら、こっちでテレビでも見る!」


 「はーい…ところで何を見るの綾?」


 「うーん、…マーちゃん何見たい?」


 「…私はできたら動物番組が見たい…」


 「あ、私は警察物~」


 「ふむ、マーちゃんは動物、和先輩は警察物。んでお母様はニュースっと…バラバラだ~」


 「ちょっと綾、私がいつニュースが見たいって言ったのよ~」


 「あれ?違うの?」


 「()()見ないわよ。若い人達がニュース見たって良く解らないわよね。だから()()違うのを見るわ」


 「む、私だってニュースだって見るよ~」


 綾が母親の言葉に噛みついた。


 「あらそうなの?でも他の人達はどうなの?」


 「…私は特に…ニュースでも問題ないです」


 「あ、私は…見た方が良いんだよね。時期的に」


 「そうね~。和ちゃんは来年受験があるからニュースは見て考えをまとめといた方が良いわよね~」


 「うう…はい。私はニュースが良いです…」


 「じゃあニュースにしましょう。ポチっとな」


 母親がテレビのリモコンを手に取りニュースに替えた。テレビではコンビニに車が突っ込んだニュースが流れ始めた。


 「ねえおば様、こういうのって何を直したら無くなるのでしょうか?」


 「あらおばさん、もしかして試されてる?」


 「い、いえいえ!あくまで大人の意見を聞きたいだけですよ!」


 和がブンブンとすごい早さで首を横に振った。


 「うふふ、そうね~…。この方法、手段だけ変えればなんて言うのは無いのが現状ね。セーフティ等が付くけど、結局運転する人自体だし何か方法を変えるのって時間、それこそ今までの人達が困るしグレーゾーンが生まれるの。だから解決策が無いって言うのが現状。でも逆にそれをグレーゾーンとして取っておく、保留にして替えて行くのも手段の一つなのかもしれないわね」


 「「ほへ~」」


 母親の大人の意見に綾とまりもが口を開けてぽかんとした。


 「あらら。綾達にはこの話しは難しかったのかもしれないわね」


 「じゃああーちん、料理で危ないのって何かな?」


 「ふえ!?え~っと、え~っと…火と包丁?」


 「…綾ちゃん、本末転倒です。包丁や火を使わない料理なんて無いですよ」


 「うん?あるよまっちゃん」


 「あるんですか!?」


 「?そんなに驚くこと?包丁の代わりにピーラーやキッチンバサミを使ったり火を使わない代わりにそれこそ電子レンジを使ったり出来るよ」


 「ほへ~」


 「まっちゃんまっちゃん、さっきと同じ顔してるよ」


 「あ、そしたらIHなんかも火の替わりにもなるんですか~?」


 「うんうん、なるね。ただ、どうしても各調理器具には得て不得てがあるからそれこそこれって言うのは無いんだよ」


 「ふーん、じゃあその人に合わせた方法を見つけてすれば良いんですか?」


 「うん。…って言いたいけどその人の望む物がその人のお金の範囲で出来たら良いけど、実際にはそうはいかないんだよね」


 「うう…お金の問題っていうのがキツイっす…」


 「あらあら。難しく考えなくて良いのよ綾」


 「どゆことお母様?」


 「お金の範囲で出来る事をしておくしか出来ないのよ。もしそれ以上を望むなら行動あるのみ。計画を建てるなり節約するなり、それこそバイトをするなり対策は幾らでもあるわ」


 「うーん…良く解らない」


 「…綾ちゃん…」


 まりもが残念な子を見る目で綾を見た。


 「あはは、まあこの話は心の片隅に留めて置く位で今は良いのかもしれないね」


 和が苦笑しながら綾に言った。


 「さてと、じゃあ次のニュースはっと…」


 そう和が言った後に和、郁巳達の母親とのニュースの内容を議題に話し合いをして綾まりもがそれに質問するという形で時間が流れて言ったのだった。

話し合いは大事だし、話し合いをする事で新たな切り口が出てくるのも大切な事だと私は思います。

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