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不器用すぎる恋のレシピ ~料理スキルゼロから始まる彼女たちとの恋愛ストーリー~  作者: 睡眠の精霊ぽち。
番外編「女子たちのクレープ会」
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クレープパーティー(ようやくですね)

 ようやくクレープパーティー開始です。

 「さてと、じゃあクレープ生地を作りますか」


 「そうだね、やろっか」


 舞羽、和が準備を整えてキッチンに立った。


 「先輩達頑張って~」


 「…ファイト」


 一年生ズがリビングで声援を送っていた。


 「まさかじゃんけんに負けてここに立つだなんて~…」


 和が泣きそうな顔で悔やんだ。


 「まあまあ和先輩。一緒にやりましょう」


 「悠季ちゃん…」


 「和先輩…」


 「…私、大分とっ散らかすけど大丈夫?」


 「うっ……い、いつもの事なので大丈夫デスヨ」


 「悠季ちゃん…なんで片言?」


 「さーて、じゃあちゃっちゃと始めますか~」


 「悠季ぢゃ~ん!」


 キッチンで叫ぶ和を他所に舞羽が颯爽と料理に取りかかった。


 「まずジャガイモを丸ごと洗って水を入れた鍋にどぼんっと」


 「そしたら私はクレープの生地作りに入るね~。前みたいにホットケーキミックスをすんごく薄くするので良いんだよね?」


 「そうですね。じゃあ和先輩お願いします」


 「はいはーい」


 そう言って舞羽と和はテキパキと料理を進めていった。


 「おお…先輩達すごい…」


 「…うん。さすが先輩達」


 綾とまりもが目を輝かせて話していると舞羽の動きが少しぎこちなくなった。


 「…マーちゃん」


 「…なんですか綾ちゃんや」


 「もしかしなくても私達の会話…」


 「…聞こえてますな~」


 「…」「…」


 綾とまりもがジッと舞羽を見る。舞羽も否応なしに綾達一年生ズと目が合う。


 「…」「…」「…」


 和を除く三人が止まる。そして綾がキッチンの二人に向かって叫んだ。


 「センパーイ!ファイ!」


 「分かってるって!」


 舞羽がヤケになって言い返した。そして数十分後、ポテトサラダを作り終えた。


 「クレープの生地にもコーン缶の残り汁入れたよ~」


 和がドヤ顔で言った。


 「あはは、まあ有効利用ですね」


 舞羽がドヤ顔の和を横目に言った。そして仕切る様にパンと手を叩いて皆に言った。


 「さてと、ちょっと早いけどクレープパーティー始めましょうか」


 「「「おー!!」」」


 皆の目がクレープ見たいにまん丸に輝いていた。


 「じゃあ先にクレープ焼いちゃいましょうか」


 「おー!」「えー!」


 和と綾が同時に異なる意見を言った。


 「「…」」


 綾と和がお互いに見つめる。


 「えっと…じゃあホットプレート班とフライパン班で別れてクレープ焼きましょう」


 舞羽が妥協案を提案した。


 「「「おー!」」」


 今度は皆同じ意見を言った。


 「じゃあ和先輩は一人で出来るけど…綾ちゃん達はやったこと…無いよね?」


 舞羽が少し否定的に質問した。


 「無いです」「…無いです」


 綾とまりもが経験ゼロを告白した。が


 「「でも、自分達でやってみたいです!」」


 綾とまりもが息を揃えて先程と同じクレープの目で言った。


 「おお…」


 舞羽が眩しそうに一年生ズを見た。


 「じ、じゃあ何かあったら言ってね」


 「「ハイ!」」


 「じゃあマーちゃんホットプレート取ってくるよ」


 「…任せた」


 二人の元気の良い声を後に舞羽はキッチンの方へ戻って行った。


 「さてと、和先輩どうですか~?」


 「あ、悠季ちゃん。問題無いよ」


 和が次々にクレープを作っていた。


 「じゃあボクも手伝いますね」


 舞羽がフライパンを片手にコンロに点火した直後に綾からヘルプがかかった。


 「舞羽せんぱ~い!ヘルプでーす!生地を伸ばす前に焼けちゃいます~!」


 「だってよ先輩」


 「あはは、じゃあ和先輩、行ってきます」


 「はいよ、行ってらっしゃい」


 和が笑いながら、舞羽は苦笑しながら別れた。


 「はいはーい。舞羽先輩が来ましたよ~」


 「舞羽せんぱーい、生地が焼けないんです」


 綾が舞羽にすがり付きそうにした。その手元にはクレープとは言い難い塊が出来ていた。


 「ああ~、温度が高いんだね。温度をすごく弱くしてしばらく待つ…」


 「「………」」


 数分後


 「まあこの位で大丈夫でしょう。やってみて」


 「はい…おお、焼け焦げない!…けど何か想像と違う…」


 「あはは、まあそもそもお店のはちゃんとした専用器具でしてるから仕方ないよ。でもほら、ゆっくりだけど焼けてきてるよ」


 「おお!本当だ!」


 「んで端っこが乾いてきたらひっくり返して…ほい、出来上がり」


 「「おお~っ!」」


 舞羽の一通りの手順で出来た綺麗なクレープに綾とまりもが感動した。


 「じゃあ…やりたそうだね二人共」


 舞羽は隣で少し鼻息が荒くなっている二人を見て微笑んだ。


 「…じゃあ先に綾ちゃんからどうぞ」


 「えっ!?良いの?マーちゃん!?」


 「どうぞどうぞ(生け贄は先に逝く者)」


 「まりもちゃーん。先輩には聞こえてるからね~」


 そうして楽しくクレープを作っていった。一人を除いて…。


 「くすん。和、負けないんだから」

 久しぶりに感想を頂きました。


「そろそろ本編に戻りませんか?」


………(確認中)…はっ!(7月1日から)番外編(51話)にはいってから今(11月7日)(76話)まで3ヶ月も経ってる!待ってる方々ごめんなさい。そしてごめんねいくみん。


次回番外編最終回(予定)

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