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不器用すぎる恋のレシピ ~料理スキルゼロから始まる彼女たちとの恋愛ストーリー~  作者: 睡眠の精霊ぽち。
番外編「女子たちのクレープ会」
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お着替えどったんばったん

 お着替えでは当たり前の話です。

 「はいはい皆、遊ぶのは良いけど先ずは着替えてからにしなさ~い。着替えたのまだ舞羽ちゃんだけでしょ~う?」


 郁巳達の母親が二回手を打ってほぼパジャマ姿の華の女子高生達に言った。


 「「あ」」「…(ボンッ)」


 綾と和、まりもは言われるまで気づかなかったのか恥ずかしそうに顔を赤くした。


 「着替えたらまたゲームするなり外に出掛けるなり好きにして良いわよ~」


 「じゃあゲーム」


 母親の言葉に綾が即座に答えた。


 「んもう。若いのに家でゴロゴロだなんて…まあ良いわ。じゃあお昼私がうどん作るわね。と言っても冷凍だけど。あ、ついでだからかき揚げ作るわね~」


 「「「「おお~っ」」」」


 食べ物に関しての部活をしている四人が歓喜をあげた。


 「それはそうと、はいはい、さっきから言ってるけどちゃんと着替えない。舞羽ちゃんは何か飲む?」


 「あ、じゃあコーヒー牛乳で」


 「うふふ、さっきと同じね~」


 そう言って郁巳達の母親はキッチンへ行った。


 「ほんじゃ、着替えますか」


 「そうですね」


 「…うん」


 和の一声で綾らも着替え始めた。


 「じゃあボクは皆のお着替えシーンを目に焼き付けて~」


 「舞羽先輩!」


 「あはは、ごめん。冗談、冗談だから枕投げてこないで」


 舞羽は綾からの枕攻撃を笑いながらテーブルの方へ逃げて行った。


 「あはは、まあらしいと言えばらしいよね~」


 「…さすが舞羽先輩」


 そう言って各々が着替え始めた。


 「お、綾ちゃんはそんな下着なのかい?」


 「そう言う和先輩だってなかなかな物を~」


 「………」


 「…マーちゃん静かだと思ったけどそんな端っこに行ってどうしたの」


 「そうだよまっちゃん。女同士仲良くしようよっと…おおっ」


 「どうしたんですか和先ぱ…おおっ」


 「…綾ちゃん、和先輩、それ以上何か言ったら」


 「ううん!?言わないよ!マーちゃんやっぱり大きいな~なんて思ってないから」


 「うんうん!まさかそこまで着やせしてるだなんて思いもしなかったから!」


 「………もーう!」


 「あはは。ごめん!ごめんってばマーちゃん!布団まで投げようとしないで」


 「ふー、ふー…」


 「どうどうまっちゃん。落ち着いて。あ、こっちに枕振り回してこないで~」


 「にゃーーー!!」


 「おーい、早く着替え終わってよ~。ボク暇だよ~」


 「あらあら、皆仲良いわね~。でも早く着替え終わってね~。この後お昼の買い出しに決闘場行くから~」


 「「はーい」」「ふー!ふー!」


 「あはははは…」


 隣の部屋で駆け回る音と鼻息荒いまりもの声を聞きながら苦笑する舞羽だった。

 まりもちゃん、着やせするタイプなのか~。しみじみ。

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