小さな巨人(真)
四人でスーパー決闘場へ。
クレープ作戦決行の前日舞羽達四人は決闘場へ来ていた。
「まあ、今日はここで決闘する訳じゃないから気楽に行こうよ。ね」
舞羽が緊張気味のまりもに声をかけた。
「…ここは何ですか…スーパー決闘場?奥様方がまるでオークみたいに…」
「うん、まりもちゃん。ちょっと黙ろうか」
「ぷぷっ、オークって…オークって…ぷぷっ!」
「うん、綾ちゃんも少し黙ろうか」
トスッ、トスッ
舞羽がまりもと綾を静かにさせた。
「さてと、で、和先輩。今日の買い物リストの再確認をさせて下さい」
「う、うん。えっと先ずホットケーキミックス二袋、卵十個入り一パック、牛乳三本、ソーセージひと、いや二袋。二袋まとめてのがあればそれを。プロセスチーズ八枚入り二袋、じゃがいもを任意で数個、コーン缶二缶、生クリーム二つ、フレーク一袋、チョコソース一袋、アイスクリームはボックスで一つ、んで最後に綾ちゃんからのリクエストのブルーベリーソースっと結構な量だね」
「値段も…大体五千円位かな。そしたら私達家庭料理部の先輩が千五百円ずつ、綾ちゃん、まりもちゃんには後で千円ずつ貰いましょう」
「うん、そうだね。ところでその二人はいつまで気絶しているの?」
「ん?文字通り静かにさせただけですよ。だからほらっ、と」
トスッ、トスッ
「はっ!あれ?私は!?」
「……?」
「ほら、直ぐに元通り」
舞羽は満面の笑顔を和に向けた。
「う、うん…」
和は内心で『この子を怒らせてはいけない』と決心した。
「ほら、綾ちゃん、まりもちゃん。買い物するよ。買い物リストはボクと和先輩が再確認して問題ないよ」
「あ…はーい」
「…分かりました。では和先輩、行きましょうか?…どうしましたか和先輩?」
「う、ううん。じゃあ行こっか!」
和はぎこちない笑みを浮かべて三人に続いた。
小さな巨人は暗殺スキルを持っているのか?もしそれを…ドロンッ。




