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北海道旅行独り旅(郁巳、札幌の大地にまだ立たない)

 郁巳、人生で初独り旅です。

 朝六時、郁巳は一人でリュックとキャリーバッグを持って玄関を出た。


 「郁巳、楽しんでらっしゃい」


 郁巳のお母さんは旅(旅行)に行く息子を微笑みながら見送った。


 「ほい、ではお母様、行ってきまーす」


 郁巳はそう言って駅へ向かった。


 「よし、予定通り。それじゃあ北海道へしゅっぱーつ!」


 郁巳は言葉とは裏腹に気持ちは冷静だった。


 「…それにしても俺、考えてみたらかなり突拍子も無い事しているのかも」


 郁巳は駅へ向かいながら自分のいつも以上の行動力に改めて驚いた。


 「夢に羊蹄山が出てきたらかって“よし!北海道へ行こう”なんて…ここ九州だぞw片道四時間かかるんだぞw」


 郁巳はニマニマと笑いながら駅へ向かっていった。



 駅へ着くと空港行きの電車が丁度入って来た所だった。郁巳は交通カードを使い改札をスッと通り電車に乗った。


 「…人と一緒に動かないから気持ちが楽だな~…」


 独り寂しい気持ちを少し持ちながら電車に揺られて空港へ着いた。


 「よし!ここまで順調。そして時間も十分余裕がある。eチケットだから先ずは荷物預けよう」


 郁巳は手荷物を預けると空港マップを見た。


 「荷物も預けたし朝食食べようか」


 郁巳は30分位空港内をぐる~っと見て回った。


 「…オナカスイター」


 郁巳は(何を食べようかと)迷いに迷っていつも行く大手コーヒー店で朝食を食べた。


 「うん、いつもフラペチーノとかだけどパンにカフェオレも美味しいな」


 そして郁巳は展望デッキへ向かい、旅の最初の写真を撮った。


 「うん、やっぱり空港と言ったら飛行機だよな。ん?あれデザインが他のと違う…虎!?」


 某虎のマークの飛行機を激写して手荷物検査場へ向かった。


 「えーっと、電子機器はカゴへっと。ん?鍵や小銭入れは…まあカゴへ入れとこ。おっと水筒もカゴへって書いてある」


 郁巳は検査場を通った時に検査員さんから呼び止められた。


 「すみません、水筒を開けていただけませんか?」


 「?」


 郁巳は言われるがまま水筒を開けた。


 「中身は何ですか?」


 検査員さんからそう言われて。言われるがままに答えた。


 「えっと、氷とお茶です」


 そう郁巳が言うと検査員さんは薬品を嗅ぐ様に手で水筒の中身の臭いを嗅いだ。


 「…はい、ありがとうございます。問題ないです」


 検査員さんはそう言って他の人の検査へ戻った。


 「(あ~、飛行機内に危ない液体持っていかれない様にの配慮か~)」


 郁巳は納得をしながら手荷物をリュックに戻した。そして数十分が過ぎて飛行機へ搭乗した。


 「え~っとAだからこっちからっと」


 飛行機には横にAからFの座席数があり郁巳は窓側のAの座席を取っていた。


 (…スゴいなここまで冷静なのは)


 郁巳はいよいよ離陸というのに期待や恐怖などがほとんど無い自分に驚きを通り越して呆れていた。


 飛行機は定刻通り離陸して空へ、北海道の札幌へ向かって行った。

 今回から数回北海道旅行編があります。皆さんお付き合い下さい。※舞羽たちはもちろん出てきません。

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