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不器用すぎる恋のレシピ ~料理スキルゼロから始まる彼女たちとの恋愛ストーリー~  作者: 睡眠の精霊ぽち。
第四章「料理部入部。しかし…」
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改めて自己紹介

 さて、このメンバーでも初部活動です。まずは自己紹介から。

 「さてと♪さっそくだけどこのメンバーでの初の部活動を始めようか。ささっ、席についてついて♪」


和が部室の中心のテーブルに席を移り嬉々として皆に話した。ちなみに上座に和が、その次に舞羽、郁巳が座り下座の位置に綾、まりもが座った。


 「あの和先輩、初部活動って…」


 郁巳がびくびくしながら和に質問した。


 「ん~、先ずは皆の料理レベルを聞きたいかな?」


 「料理レベルって…」


 舞羽が少し呆れ気味に呟いた。


 「じゃあ俺から」


 郁巳が挙手をして席を立った。


 「ああ、いくみん。席座ってて大丈夫だよ」


 和が郁巳に席に座る様に促した。


 「あ、はい。では、俺はつい先日料理を始めたばかりで全くと言って良い程に料理が出来ません。しかしご飯は大好きです!」


 郁巳はダメっぷりを隠すことなく言い放った。綾は呆れ顔でまりもは呆気にとられぽかんとしていた。舞羽と和は顔を背け肩を震わせていた。


 「「ぷっ…」」


 静寂の中声が漏れた。


 「「あーはっはっは!」」


 舞羽と和がお腹を抱え大笑いをした。


 「ふふっ!ふふふふっ!いくみん、面白~い!」


 和はテーブルに突っ伏して言った。


 「でしょ!やっぱり和先輩には好まれましたか。…ぷぷっ、それにしてといくみんは…『料理は出来ないけど食べるのは大好き』って正直に言っちゃうなんて」


 舞羽は笑いすぎて目に涙を浮かべていた。


 「いや、ここで「料理出来ます」なんて嘘つきてもしょうがないし。それにここ料理部だからどこかで必ず料理するんだろうし。そしたら料理出来ないこと分かってしまうから、なら尚更先に言っていた方が得策かと思ったから」


 郁巳はスッパリと言い切った。


 「うん、お姉さん、そういう所大好きだよ」


 和はウインクして微笑んだ。


 「さてとボクは料理レベル…っていうか料理の腕は家庭料理なら多分どれも大半は作れると思うよ。まだ作ったことのない料理が多いけど得意料理は唐揚げと肉じゃがです」


 「うんうん、妻にするなら可愛くて料理ができる悠季ちゃんが良いかな」


 和が納得した様に頷く。


 「ですです」


 「…はい」


 一年生ズも同様に頷く。


 「ばっ、馬鹿なこと言ってないで!ほら、次綾ちゃん!」


 舞羽は耳まで真っ赤にして綾にバトンを回した。


 「はーい、私、綾も肉兄と同じく料理レベルはレベル1と言っても過言ではないと自負しています。でも肉兄と違うとすればお皿洗いはなど後片付けは出来るつもりです」


 「うん、あーちんも素直だね~。それにしても実の兄のことを“肉兄”だなんて…ぷぶっ」


 「あははっ、肉兄と呼ばれているからっていくみんは肉妹とは呼ばないよね」


 舞羽が感心した様に郁巳の方を向いた。しかし郁巳は顔を会わせようとしなかったばかりか目が泳いでいた。


 「…どしたのいくみん…まさか」


 「…うん、綾のことを一時肉妹と呼んでいたけど翌々考えたらかなり如何わしいと理解してから言わなくなったよ…」


 「ああ……」


 舞羽が哀れみの声を漏らした。


 「あの時の肉兄の恥ずかしそうに悶えてたのは今でも忘れないよ~」


 綾は染々としながら言った。


 「あ、あれは忘れてくれっ!」


 郁巳は真っ赤になりながら叫んだ。


 「おほん、じゃあ次、まーちん」


 「…私も綾ちゃんと同じく家事は殆ど出来ません、というかしたことがありません。普段からコンビニのパンや惣菜で済ませていたので…」


 「おおっ、そしたら今度からは皆で暖かくて美味しい食事が食べれるよ♪」


 和が身を乗り出してまりもに言った。


 「…はいっ」


 まりもは嬉しそうに微笑んだのだった。

 自己紹介も終わり次からは次回の料理の予定作りです。

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