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不器用すぎる恋のレシピ ~料理スキルゼロから始まる彼女たちとの恋愛ストーリー~  作者: 睡眠の精霊ぽち。
第三章「皆でご飯作り・オムライス」
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花嫁修業中(同伴帰宅)

 鶏肉と卵は予定通り買えたのか

 「本当に無事に鶏肉と卵買えたな」


 「うん、言った通りだったでしょ」


 郁巳と舞羽は上機嫌で帰路に付いていた。


 「あ、肉兄ー!」


 後ろから自分を呼ぶ声が聞こえて振り返った。


 「あ、綾、今帰りなのか?」


 「うん。まりもちゃんも家に来たいって言っていたから招待中なのです」


 「…こんにちは。本日はお邪魔します」


 「おう。おいでませおいでませ」


 少し緊張気味のまりもに対して郁巳は笑顔で歓迎した。


 「じゃあ、一緒に帰ろうか」


 舞羽が綾達に声を掛けるとまりもがわざとらしく驚いた。


 「…あ、舞羽先輩いたんですね」


 「ひどいよ!まりもちゃん!いくらボクが小さいからって!」


 「…いえ、舞羽先輩は小さいから可愛いのであって、小さくない舞羽先輩は………」


 少し考えて胸元でぐっと拳をつくり


 「…やっぱり可愛いと思います!」


 「でしょ~!」


 舞羽もクネクネと体をくねらせた。


 「こいつら仲良いな」


 「うん、やっぱり仲良いね」


 郁巳と綾は笑ってしまった。


 「ところで今日のご飯は何かな肉兄?」


 「あ、今日もボクが作るよ。というか今日からいくみんはボクから料理の勉強を教わることになったんだよ。ちなみに今日はオムライスです」


 綾の質問に舞羽が楽しそうに答えた。


 「おお!ついに肉兄が花婿修行を始めることになるのかー」


 「綾も花嫁修業した方が良いと思うぞ」


 「う~ん。確かにそれはそうだね。まあ気が向いたらね~」


 綾のからかいに対し郁巳は苦言を呈したが綾自身どこ吹く風と飄々としていた。


 「…私が花嫁修業しないといけないかな…」


 まりもの独り言に舞羽が苦笑してしまった。


 「ところで舞羽先輩、オムライスって上の玉子は包むのですか、それともふんわりオムライスですか?」


 綾が再度質問してきた。舞羽は苦笑しながら言った。


 「ごめん、今日三人で包むのだと考えて卵一パックしか買ってないから個数少なくて済む包むのにするよ」


 「じゃあ!卵もう一パック買ってきたら良いですか?私今すぐ買ってきます!間に合いますよね!?」


 「う、うん。じゃあお願いしようかな?」


 綾の食べ物に対する執着に舞羽は口元をヒクヒクと強ばらせながら頼んだ。


 「じゃあ!今すぐ行ってきます!」


 「綾ちゃん、私も付いていく…じゃあ、お兄さん、舞羽先輩、ちょっと行ってきます」


 「いってきまーす!」


 そう言って綾とまりもは今来た道を回れ右をして猛ダッシュをしていった。


 「綾は相変わらずだけど、まりもちゃんも足速いな~」


 もう既に見えなくなった綾とまりもの行った方向を見ながら郁巳が感心しながら呟いた。


 「うん…」


 舞羽もポカンとしながら呟いた。


 「…とりあえず俺達は帰るか」


 「そ、そうだね…」


 郁巳のセリフに舞羽は頬を染めながら一緒に帰った。

 今夜はまりもも一緒に琴乃葉家で食卓を囲みます。

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