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不器用すぎる恋のレシピ ~料理スキルゼロから始まる彼女たちとの恋愛ストーリー~  作者: 睡眠の精霊ぽち。
第一章「料理初心者としての一歩」
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夜の会話

舞羽、琴乃葉家にリターン

 「はっ!ボクどうしたの!?あれ?ここドコ!?」


 舞羽は寝ていた布団から起き上がり周りを見渡した。


 「あ、舞羽先輩起きましたか?」


 「あれ?綾ちゃん?ボクは…?」


 舞羽が?マークを浮かべながら綾を見た。


 「大丈夫ですよ。ここ私の部屋ですから。肉兄呼んできますね」


 「ふぁ!?さ、さすがにチョット…」


 「…ああ」


 「な、なんですか!?」


 「いえいえ。舞羽先輩可愛いなーと思いまして。にやにや」


 「ううう…」


 舞羽は綾にからかわれて布団に潜った。


 「ああ、舞羽先輩ごめんなさい。とりあえず肉兄に先輩起きたことを伝えてきますね」


 綾はそう言って部屋を出た。そして隣の部屋に行った。


 「肉兄、舞羽先輩起きたよ~」


 「にゃ!ちょ!綾ちゃん!?隣、いくみんの部屋なの!?」


 綾の部屋で叫ぶ舞羽の部屋にノックがされ郁巳が入ってきた。


 「大丈夫か?舞羽?」


 「う、うん…だいじょうぶ…」


 「そっか…いきなり倒れたんでびっくりしたぞ」


 「肉兄、舞羽先輩をお姫様抱っこして帰ってきた時には『ああ、早かったな』と思いましたよ」


 「ちょ!?綾ちゃん!それどういう意味!?」


 舞羽が布団の中でジタバタしながら悶えた。


 「いえいえ、どういう意味でもないですよ~」


 綾が先程からニヤニヤが止まってなかった。


 「もう…」


 舞羽が布団に顔の下半分を隠し綾を睨んだ。顔を赤らめたままだったが。


 「とりあえず大丈夫そうだな舞羽。今日は泊まっていけ。明日は…とりあえず考えるな」


 「うーん、まあ何とかなるカナ…」


 舞羽が意味深なセリフを吐きながらそっぽを向いた。


 「さてと、とりあえず今日はこの時間だから肉兄も寝よ。何なら今日は舞羽先輩と同じ部屋で寝るかい?にまにま」


 「綾ちゃん!」


 「うんや、普通に男女別だろ。ほら綾も早く寝ろよ」


 「ほーい。じゃあね、肉兄」


 「おう、お休み。舞羽もお休み」


 「う、うん…お休みなさい」


 そう言って郁巳は自分の部屋に戻って行った。


 「さてと…舞羽先輩、寝ましょうか?あ、何ならパジャマ着てくださいよ」


 「う、うん…ありがとう…」


 こう言われて1日の最後に『ああ、この兄妹の天然には勝てないな』と思った舞羽だった。

天然は怖い(にやにや)

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