表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不器用すぎる恋のレシピ ~料理スキルゼロから始まる彼女たちとの恋愛ストーリー~  作者: 睡眠の精霊ぽち。
第一章「料理初心者としての一歩」
16/295

とことん攻められるMVP

 ご飯の後のひととき。

 夕ご飯を無事食べられて上機嫌な綾が後片付けをしていた。


 「肉兄、たまに後片付け手伝っても文句は言われないよ~」


 「ん~。その内に~」


 同じく夕ご飯を食べれて満足な郁巳がソファーにもたれて曖昧な返事を返した。


 「んもぅ。今日はボクが作ったから良かったけど明日からどうするのさ?」


 今日のMVPの舞羽が郁巳に聞いた。


 「ん~、何とかなるだろう。ほら、今日も何とかなったし」


 今日のご飯が食べれて、後がどうでも良くなった郁巳が適当なことを言う。しかし舞羽は言い切った。


 「何とかなるじゃない!何とかするの!ほらいくみん!明日の献立考える!」


 舞羽がどこからかチラシの裏とペンを持ってきて郁巳を捲し立てた。


 「え~、でもご飯食べた後で何も浮かばな~い」


 ダラっとして郁巳がやる気のなさを表す。


 「じゃあ、野菜!野菜ね!」


 「え~、野菜~。肉が良い~」


 「しっかり要望出してこないでよ!昨日今日とお肉だったんだから明日は野菜!い・い・よ・ね!」


 「お、おう…」


 舞羽が郁巳にプレッシャーをかける。それを聞いていて綾がくししと笑う。


 「なんだかんだ舞羽先輩、肉兄の手綱を引いてるね。これで少しでもスマートになったら良いのに」


 「おい、それをお前が言うのか」


 「はい、いくみん、イエローカード」


 「なんで!?」


 「乙女に体重のことを言うのは世界のマナーに反してます」


 舞羽の言葉に綾が首を何度も縦に振った。


 「ん~、そうか?綾がスマートになったら更に可愛くなると思うけどな」


 「あ、それはボクも思うよ」


 「ちょっと舞羽先輩!どっちの味方ですか!」


 綾の抗議に舞羽がズバッと言う。


 「可愛い子の味方」


 「まあ、そうだよな~。舞羽、自分自身も好きだもんな~」


 「そこ!しれっとボクを誉めにゃいで!」


 「…舞羽先輩、顔、にやけてますよ…」


 「ううう…」


 突然のカウンターに舞羽がピヨった。


 「だって…突然の誉めには弱いんだって…」


 小さな声で舞羽が呟いた。


 「しかも肉兄からだと尚更ですよね、舞羽セ・ン・パ・イ」


 「んん~!もーーうっ!綾ちゃーん!」

 舞羽中破!(まだまだ)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ