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不器用すぎる恋のレシピ ~料理スキルゼロから始まる彼女たちとの恋愛ストーリー~  作者: 睡眠の精霊ぽち。
第一章「料理初心者としての一歩」
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料理初心者への基礎講座「新たまねぎ編」

 今回は舞羽先生による料理初心者への基礎講座「新たまねぎ編」です。(この講座続くかな?)

 日が傾き始めた夕方、郁巳は舞羽と共に琴乃葉家へ向かっていた。


 「今度からマイバックとかあった方が良いかもね~」


 舞羽は片手にカバンを持ちながら言った。


 「そうだな。やっぱりその場でレジ袋が手に入るとはいえ一袋20円はキツイな」


 郁巳は右手にカバンを、左手にさっき手にいれた今日の食材の入ったレジ袋を持ち言った。


 「ところで本当に良いのか?ご飯作ってもらって?」


 「うん、もちろん。でもボクも夕ごはん一緒に食べて良いの?」


 「当たり前だぞ!ご飯作ってもらって嬉しいし、一緒にご飯食べるのは楽しいし!嬉しいことづくめだぞ!」


 「そ、そうかな~」


 郁巳の力説に今日何度目かの照れた表情をする舞羽。


 「でも、あの一瞬で夕ごはんの献立考えたんだからスゴいな舞羽は」


 「ううん!いくみんが肉好きそうなのは分かってるしかと言って肉ばっか食べると体を壊すから野菜も摂れるように考えたらそうなっただけ!後は今旬の春キャベツを手にいれればどうにかなると思っただけだよ!」


 郁巳の尊敬の眼差しに舞羽は早口でまくしたてた。しかし直ぐ様肩を落とした。


 「でも…新たまがゲット出来なかったのは悔しいな~。あれ、腐りやすいけど春キャベツと同じ今が旬だからな~。いくみんに食べてほしかったよ…」


 「そ、そうか…ところで今が旬の新たまって何だ?」


 「え!?新たま!新たまねぎだよ!ほら今が旬の!知らないの!?」


 「お、おう。知らない…」


 「うそーーーーっ!!」


 郁巳の問いに舞羽が驚愕し、新たまの説明を始めた。


 「えっとね、玉ねぎって年中出回ってるじゃん。あれって収穫して少し乾燥させてるの。乾燥させることによって日持ちを良くしているの。ここまでは分かる?」


 「お、おう…」


 「でね、玉ねぎって春が旬、つまり最も美味しい時期なの。そして収穫して直ぐに出回るのが新たまねぎなわけ」


 「先生、そしたら年中出回ってるのとどこが違うわけなんですか?」


 料理初心者の郁巳が舞羽先生に質問した。


 「ん~、よく気づきましたね郁巳君。まず普通の玉ねぎと新たまねぎは見た目から違います」


 「おー、見た目ですか」


 「はい、新たまねぎは見た目白っぽく同じ大きさの普通のたまねぎと比べたら重たいのです。その理由は分かりますか?」


 「えーっと、…分かりません!」


 「はい、ここテストに出ますよ~。理由は簡単です。新たまの方が水分が多いからデース!」


 「おおっ!」


 「そして新たまは皮が薄いのも特徴デース。そして新たまは辛みが少なく刻んで食べても美味しいのが最大の特徴と言っても過言ではないのデース!!」


 「はい!分かりました舞羽先生!…後、もうそろそろこの寸劇止めません?」


 家庭科の授業みたいにノリノリだった舞羽に素に戻った郁巳が寸劇の終演を提案した。


 「あ…おほん。まあ、だからあったら更にサラダとかも出来たんだけどね…くっ!1玉29円だとさすがに皆飛び付くわ!」


 舞羽は思い出し悔しそうにした。


 「あー、悪いな、舞羽。俺本当に料理全く分かってないって改めて分かったよ」


 郁巳は申し訳なさそうに舞羽に言った。


 「ん?何で謝るのいくみん?」


 しかし舞羽は笑顔で言った。


 「だってこれから覚えていけば良いんだから。問題ないじゃん。ほら早くいくみんの家へ行こう!ねっ?」


 「お、…おう!」


 そう言って舞羽は郁巳の腕をつかみ一緒に走り出したのだった。

 皆さんは旬というものを考えたことありますか?旬な物はその時期に一番収穫できて、一番安くなる時期でもあります。そういうのを理解していると買い物が少し楽になるかもしれません。

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