二度目のブレンディア王国
そんなこんなで、バタバタと忙しく日々を過ごし、夜会前日となりました。
私は今、ブレンディア王国にいます。
お出迎えに、アルマン様やレオニール様達がいた。
「お久しぶりです、アルマン様」
「お久しぶりです、ミーナ様。元気な様で良かったです」
「はい。またしばらくお世話になります」
「それでは、城へ向かいましょうか」
私達は、馬車で城へ向かう。
もちろん、アルマン様と私が馬車の中に、レオニール様達が馬に乗って、馬車を護るようにして移動している。
「見違えましたよ、ミーナ様」
「どういうこと、ですか?」
「ここで騎士をやっていたときとは全く違うなと、思っただけです」
「そうですか?」
「なんていうか、雰囲気が違うような感じですかね。姫様らしくなったと思いまして」
「たぶん、ドレス姿を見たことがなかったからじゃないですか?最初にあった時も、一応ドレスでしたがレミールのお下がりのドレスを、ちょっとアレンジして着てましたから」
「そんなことをやっていたんですか?そういえば、レミール様は元気にゆったり過ごされていますよ」
「そうですか、それはよかった」
「ミーナ様が、レミール様の代わりに夜会に出ていると伝えたら、“私の代わりなんて姉様には、まだ早いわよ”と、言ってましたよ」
「あー確かに、私はあまり夜会だったり華やかな場所は苦手ですから、レミールが出ていた方がいいんでしょうね」
「“姉様が失敗しそうになったら、ちょっとぐらい助けてあげて下さい。”て言われました。それに、ちょっとでいいんですか?と聞いたら、ミーナ様のためにならないからとも、言ってました」
「姉思いのいい子なんですよ、本当は」
「そのようですね、さてそろそろ着きますね」
アルマン様が言うとおり、しばらくするとブレンディア城に着いた。
先に馬車を降りたアルマン様に、手を差し出されてその手をとって、馬車を降りる。
「今日はそのまま部屋で休んで下さい。明日も忙しくなりますから」
「分かりました」
「では、案内させます」
「ありがとうございます、それでは」
私とメアリ、ジーンは部屋に案内されゆっくり寛いでいた。
夕食まで時間があったから、部屋でメアリにお茶を淹れてもらって、本を読んで過ごした。
トントン
「はい……あら?レオニール様」
「すみません、ゆっくりしているときに申し訳ありません、話したいことがあり参りました。よろしいでしょうか?」
メアリが私の方に振り向く、それに私は頷いて答える。
「どうぞ」
「ありがとうございます、失礼します」
「メアリ、レオニール様にもお茶を」
「かしこまりました」
メアリは、一礼してお茶の準備のため部屋を出ていった。




