表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
78/109

内緒話

「分かった?」

「いや、手掛かりもないに等しいな」


ある部屋に、二人の男がいた。

二人ともフード付きのコートを着ていて、暗闇に溶け込むように、人知れず会っていた。



「やはりか……」

「カリムが調べたところ、やっぱりあの二人も仲間の可能性が高い……だが」

「だが?」

「妙に証拠を残し過ぎている気もするんだ……カリムもそのことを不思議に思っていたみたいだ」

「なるほど……二人が気づいてほしくて、これだけの証拠を残したのか……または、罠をしかけたか……」

「どちらにせよ、油断は禁物だな。下手に動いて相手にしられてもまずいからな……」

「とりあえず、居場所についてはおれに任せておいて」

「あぁ、頼んだ。こっちも外堀を埋めていってる最中だしな」


二人はある事件に巻き込まれ、その調査をやっているようだ。


「まぁ~あの二人が絡んでたのは、びっくりだな」

「あぁ……だが、少しだが変なところもあったがな……」

「変なところ?」

「入学の魔力審査のとき、あの二人はけっこう魔力があったらしいんだが、後々調べたら魔力がひとつ下のクラスぐらいだったらしい」

「……魔力を操作したのか?または、審査したやつに術をかけたか……」

「後者の方が強いかもな……審査したやつは、朧気にしかアランとセインを覚えてなかった」

「そうか……」


二人はしばし沈黙していた。

どちらも、色々な考えが頭の中を駆け巡っているのだろう。

すると、1人の男が思い出したかのように言った。


「父上と母上は、異常ないか?」

「大丈夫だよ、早く対処法を教えてもらっていたから、すぐに回復しているよ。今は長いお休みをとれて、二人とも楽しんでるしね」

「それはよかった」

「ま、この事件のことが終わったら俺達も休みをもらおう」

「それはいいな」

「じゃあ、また何かあったら知らせてくれ」

「分かった。気をつけてな」

「それはこっちのセリフだよ」

「あぁ、分かってる」


そして、二人の男は姿を消していった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ