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やっかいな頼み事

「お父様、お話とはなんでしょう?」


「もうすぐブレンディア王国の第二王子が挨拶にこちらに来られる。その際王子の近衛騎士団の方々も来る。」


だからなんだって、その人達のお世話でもしろって言うんだろうな~


「お前には近衛騎士団のお世話をしてほしい」


やっぱりね

この人が考えそうなことよね~あ~みんなのところに顔出せないな~


「基本的には城や町の案内、ここでの生活で必要なことを教えてやってほしい、頼むぞ」


「はい、お父様」


まぁここに来ることなんてそういうめんどう事しかないもんね


「ところでどのくらいの滞在の予定ですか?」


「だいたい2週間ほどだ、その間騎士団の皆さんにはここの騎士団の宿舎に泊まっていただく」


「分かりました、けっして粗相のないようにいたします。」


「うむ、それではな」


「はい」


2週間は長いな~とりあえずジーンに伝えないとね

あとは、私がいない2週間の騎士団の動きも相談しなきゃいけないし…やっと警備の方は終わったのにあっちの騎士団の人達とも相談してまた配置かえなきゃな~


レミールと両親は第二王子にかかりきりだろうから、近衛騎士団の人達のこと丸投げで私に投げたのか


「とりあえずやることいっぱいだけど一つずつやってかないとねそして確実に正確に…………あ、何人ぐらいか聞くの忘れた!!」


ま、なんとかなるでしょう


そうしてそれから約一月後

近衛騎士団を連れたブレンディア王国の第二王子アルマン様が

挨拶と交流を目的とした訪問のためここバイール王国へ来られた


それで私のこれまでの生活がだんだん変わってくるだなんて

私はちっとも思っていませんでした。




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