任務当日2
「さてさて、今から俺達の初本格任務だ。まぁ気持ち楽にな、いざとなったときに動けなかったら意味がないからな」
「「「「はい!」」」」
「よし、それじゃあ……アランとセインは俺とクラークと、カリムとミーナは団長とバイロンと一緒に巡回して」
「それでは、ジェイク達は西側を、俺達は東側を」
私達はそれぞれ西側と東側に別れて巡回を開始した。
「被害が多く出てるのはどこなんですか?」
「あちこちから報告を受けてるけど、だいたいは東と西が多いんだよ」
「あ、だから……」
「そうだ、とりあえず何か発見したら小さな事でもいい、俺に報告しろ」
「はい、分かりました」
「それじゃあ、始めよう。周囲には気を付けてね」
夜ということもあり、視界が悪い……。
これで背後とかとられたら大変だ。
それからしばらく歩き回っていると……。
「キャーーーー!!」
「「「「!!!」」」」
「左手の方だ!」
私達は声がした方に走った。
「な、にこれ……」
そこには……女の人が中に閉じ込められた、綺麗なクリスタルの塊があった。
「これが……」
「あぁ、他の被害者も……これと全く同じようになってる」
「これ……中の人は生きてるんですよね?」
「ちゃんと生きてるよ、冬眠してるような感じかな」
その時
“ねぇ、やっぱりこういうの良くないよ”
“仕方ないだろ……、命令なんだから”
“でも、こんなの……”
クリスタルの近くに二人?二匹?の精霊がいた。
「団長、クリスタルの近くに精霊がいます」
「え、ミーナ精霊が見えるの?」
「ごめんね、カリム達には言ってなかったね」
「ミーナ、精霊がいるのは本当か」
「はい、ちょっと話をしてきてもいいですか?」
「許可しよう」
「ありがとうございます」
私は、精霊達と話をするためにクリスタルに近づいた。
ミーナは任務の時などは、レオニールを団長と呼んでいます。
レオニール達もミーナと呼んでいます。




