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レオニールの思い2

ブレンディア王国

ここは昔から、上質な宝石などが採れる鉱山がある。

この国で採れた宝石は他の鉱山がある国と比べても、とても高価な値段で取り引きができる。

そしてもう1つ。

魔力が高い者が多いのも特徴的だ。

そのためこの国の国王は魔力の高い者がだいたいなっている。


そして、そんな国に産まれた俺はレオニール・ブレンディア

ブレンディア王国の第一王子にして、第一騎士団を任されている。

しかし、次期国王ではない……。


アルマン・ブレンディア

この国の第二王子であり、次期国王でもある。

…………今の王家で一番魔力が高いのがこのアルマンだ。

アルマンは俺と3つ違いの弟だ、性格も穏やかだ。

それに、何故かアルマンの周りにはいい人材が集まる。

それも魅力の一つだ。


俺はアルマンが産まれた時、とても喜んだ。だが、周りの奴らが変わった……。


“次期国王はアルマン様になるらしいぞ”

“!!そんなに魔力があるのか?”

“だが、俺はレオニール様につくぞ”

“あぁ、それじゃあレオニール様があんまりだ”


俺を支持する派閥と、アルマンを支持する派閥に分かれてしまい、毎日大人のいざこざに振り回されることがつづいた……。

そんな中……アルマンが倒れてしまったのだ……。

日頃の心労が祟ったのだろう、とのことだった。

……俺は毎日、アルマンの見舞いに行った。そして決めたのだ。


これからの人生を全てアルマンのために捧げると。


アルマンは王になるにはいささか優しすぎるのだ……。

だからこそ……アルマンを支えようと思ったのだ。


そしてまず、俺がしたことは俺の派閥の奴等を説得することだった。

この国は魔力を一番持つ者が国王となる、アルマンは十分その条件を満たしている。それに人望も厚い。アルマンが次期国王となるのは妥当だと。

徐々にアルマンを次期国王と認める者達が増えて、ついに誰もが認める存在となった。


それから時は流れ、俺も28、アルマンが25になった。

まぁこの年になれば、見合いの話もでるのだが……俺はアルマンがしなければしないと、アルマンは俺がしなければしないと、どちらも譲らないのだ。

だが、最近はよくミーナ様の話をする。もしかしたら、ミーナ様が気になっているのかもしれない。

俺は、アルマンが幸せにさえなってくれたらそれでいい。

ま、とりあえずはクリスタルに閉じ込められている者達の件を解決してからだ。


さて、明日からの作戦に備えて寝るか……。

明日も忙しそうだ。



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