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事件2

「と、いうことで君たちも一緒にこの件を調べてもらうよ」

「これは今までのように軽い物ではない、命を落としかねないものだ……。各自それを忘れるな」

「「「「はい!」」」」


私達は今、レオニール様からの召集を受け作戦会議室にいる。

やっぱり第一騎士団に任せられたか……。たぶん、私を守るのも理由なんだろうな~


「具体的にはどうするんですか?レオニール団長」

「当分の間は夜間に手分けして巡回したり、被害者で……今もクリスタルに閉じ込められている者達の様子を見に行ったり、かな」


セインの質問にジェイクさんが答えていた。

まぁ情報が少なすぎるからな……そうせざるおえないよね。

あれ?


「クリスタルに閉じ込められた人達は今、どこに?」

「あー言ってなかったねー。ルッシェル学院にもエルトリーヌ学院には劣るけど、魔術を研究してるとこがあってねー、今はそこでその子たちを預かってるんだ」

「そんなとこがあるんだー」

「あら、アランもセインも知らなかったの?ミーナは知らないだろうとは思ってたけど」

「カリム、知ってたの?」

「えぇ、だって私の家族はだいたいそこで働いてるのよ?」

「そうだったんだ……」


カリムの家って、凄いなー……。

改めて、カリムの家の凄さを思いしる。


「今はなんとか、クリスタルに閉じ込められてる人を出そうとしてるけど……、なんか特殊らしくて」

「特殊ねぇ……」

「でも不思議と、中にいる人達には異常は今のところないみたいだけど、油断はできないわね」

「早く出してあげれるように頑張らないとね!」

「お、ミーナやる気満々だね。じゃあ俺も頑張ろ」

「空回りだけはするなよ、アラン。後始末する俺のことも考えてくれ」

「そんなことしないよ、セインもあんまり固いと女の子からモテないよ」

「まぁまぁ二人とも、とりあえず巡回とかはいつから始めるんですか?」

「明日から早速とりかかる、お前達が言うように早く出してやらないといけないからな」

「じゃあ、解散。みんな明日に備えてゆっくり休んで」

「あ、ミーナ……はもう少し付き合ってね」


私だけ?


「じゃあミーナ、また明日」

「ミーナ、先に戻ってるわね」

「それでは、失礼します」


そう言って3人が出ていった。


「あの、何か」

「ミーナ様、実はミーナ様ならクリスタルを解けるかもしれません。」

「!!本当ですか?」

「バイロンが今、研究チームに加わっているのですが、その報告だと精霊の力も関わっているということが分かりました。」

「精霊の……」

「ですから、同じく精霊の力を使えるミーナ様になら……もしかしたら、と思いまして」

「そうですか……。なら、他の3人とは別に私だけ、クリスタルに閉じ込められている人達のところに連れていってもらえませんか?」

「構いませんが、どうして?」

「精霊の力を扱える者は極少数……あまり、公にはしたくないので」

「そうですね、それがいいかもしれませんね」

「では近々、会えるようにしよう」

「ありがとうございます。それでは、私も失礼しますね」


そして、私も部屋を出た。

それにしても、精霊の力も加わってるならそうとう頑丈なクリスタルなんだろうな……。

とりあえず私も明日に備えて寝よう。



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