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スッキリしない相手

そして、私の番がやって来た!


「次、ミーナ・バイール対ケイ・ルーン!」

「はい」

「はい!」


名前を呼ばれ、対決の舞台である練習場へ入った。

練習場は円形になっており、その周りが客席になっており対決がない者達はそこで、対決を見守るようになっている。

私が入っていくと、向かいの入り口から藍色の髪にアイスブルーの瞳をした人が入ってきた。

あの人がケイ・ルーンさん、かな?


「両者前へ!」


審判はレオニール様だ。

レオニール様には、バイールで対決をした時に剣術は観てもらってるし、魔法は少しだけど襲われた時に見せている。

とりあえず、ケイ・ルーンさんがどんな戦い方をしてくるか分からない……もしかしたら、これがレオニール様達の目的かもな……実際の戦いも相手がどういう人か分からない。戦って始めて相手の力量が図れる……これだけは、実践の経験が物をいう。

バイールの騎士団のときもそうだったしな……


「よろしくお願いします」

「こちらこそ、よろしく」


んー……挨拶した感じだと、優しそうだけど……

そういう人の方が怖かったりするんだよな


「それでは……正々堂々、始め!!」


さて、集中集中

うーん……自然な感じに見えるけど、隙がないな……。

もしかして、私より強いか……同じくらい、かな。


「はっ!」


っ!仕掛けてきた!

ギリギリよけれた……ん?


「っ!!」


服が……切れてる。

剣に魔術を流してるんだ。魔術使うと、距離感が掴みにくいんだよな……。

ま、これはジーンの感想だけどね。私もある程度はできるからね。

さて、反撃しましょうか。


「咲け、氷の華」


私の周りに薔薇を型どった、氷の華がいくつも現れた。

相手のケイ・ルーンは、その華を壊しにくる!

でも、そうはさせない!!


「氷の刃となり、敵を討て!!」


氷の華達が一斉に、ケイ・ルーンを襲う。


「うっ!!足を!」

「はぁ!!」


私は畳み掛けるように、剣を振り上げた。


「ま、参った!」

「そこまで!勝者ミーナ・バイール!」


ふぅ……終わった、でも……


「いやー凄いね、負けたよ」

「いえいえ、ありがとうございました」

「また機会があったら、よろしくね」

「は、はい」


そして、ケイ・ルーンさんは手を降りながら去っていった。

あの人絶対、本気出してなかったよね……

私の攻撃も、よけれたはずなのに……しなかった。


「うーん、なんかすっきりしない!!」


私がそんなモヤモヤを抱えている間にも、対決はどんどん進んでいく……




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