新しい場所
そして、いよいよ入学です。
「それではミーナ様、頑張って下さいね」
「はい、行ってきます」
と、いうことで着きました。ルッシェル学院
やっぱり……人、多し……
ちょっとは馴れたと思ったんだけどな……
今日はクラスを分けるために、魔力の測定をします。
クラスは魔力の量や質で、一つのクラスにバランス良く分けられるらしい。
「新入生の人達は、三列に並んで」
どうやらすぐに測定できるみたいです。
測定は、現役の騎士団の方がなさるそうです。
レオニール様達が、大変だと言っていたのも頷けますね。
そんなことを考えていると
「あ、ミーナ!」
「アランさんとセインさん」
「久しぶりだな」
「ミーナ!さん付けいらないよ、これから同期になるんだし」
「そうだな、俺もいらないぞ」
「はい、分かりました」
「それにしても、すごい人数だよな~」
「そうですね」
「そういえば、ミーナも寮に入るのか?」
「はい、私もってことは二人もですか?」
「あぁ、たぶん俺とアランがペアだな」
「そうなんですか、私もいい人と当たればいいんですけど」
「ま、大丈夫だろ」
そして、私達の測定の番になりました。
目の前には豪華な装飾を施してある腕輪があった。
「それじゃ、その腕輪着けて」
どうやら、一回の測定で10人が測れるようになっているみたいで、アランやセイン達も同じような腕輪を着けていた。
私も着けてみると……
パーンッ
まるで風船が割れた時のような音がしたと思ったら、私が着けていたはずの腕輪が砕けていた。
「大丈夫かミーナ!?」
「怪我してないか?」
「は、はい……でもこれは?」
「君、凄い量の魔力持ってるみたいだね、クラスはSだよ」
「あ、はい」
「凄いねミーナ、ま、僕もセインも同じだけどね」
「俺達の場合は質だろ?」
「とりあえず、同じクラスでよかったよね」
「私も安心しました。知ってる人がいる方が心強いです」
それから私達は教室へ行き、明日からの授業のことやら、先生方の紹介だけで終わった。
そのあと、今日から寮で生活するためアラン達と分かれ、女子寮に向かった。
入学手続きをした翌日から、レオニール様とメアリに付き添われ一応、寮や学院の中は覚えた。
そして、教えられた部屋へ行くとすでに同じ部屋の子は来ているみたい。部屋の番号のところに名札があり、その人が部屋に居ると淡く光るようになっています。
名札をみると、“カリム・イーベイ“の名札に灯りがついていた。
どうやら同室の子はカリムさんと言うらしい。
さて、私も
コンコンッ
一応ノックをしてみた
そしてドアを開けた。
「失礼します。」
「あ、初めまして、あなたがミーナさん?」
「はい、初めまして。これからよろしくお願いします」
「こちらこそ、カリムって言います。普通にカリムって呼んでね」
「私もミーナって呼んで…………ところで、これは?」
「あー……片付けようとしたんだけど……」
普通に自己紹介しましたが、部屋は足の踏み場がありません。
…………どうやらカリムは片付けが苦手のようです。
「とりあえず、私も片付けをします。」
「すみません……」
そして私達は片付けを開始した。




