表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/109

言い伝え

私には生まれたときからちょうど心臓のある位置に花の痣がある。

この痣はバイール王家では百年に一度このような花の痣が身体のどこかにある子供が生まる。この痣をもって生まれる子供は災いを呼ぶという言い伝えがある。


昔、痣をもった子供が生まれたときは大災害に見舞われたり、その子供に関わった人達が次々に原因不明の事故死や病死をした、というのがあり痣を持った子供が生まれると王宮の端の端の端にある離宮で一人で生活させるようになっています。


だから私も物心着く頃には一人で生きていけるように教育?されていた。花の痣は大きくなるにつれ紅く咲き誇っていった。


それが私の秘密、でもこれは嘘だ

大災害に見舞われたのはそれはタイミングの問題だろう。

その子供に関わった人が亡くなったのはその当時の王位継承権の争いのせい。たぶん言い伝えを利用したのだろう。

実際にこれまで私と関わった人でなくなった人はいない。


だからこそ私は騎士団の団長になっている。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ