滞在五日目3
「もう暗くなってきましたし、帰りましょうか」
アルマン様の一言で、城に戻っていた時です。
バンッ
「!?」
「なんだ!!」
「町の東広場のほうみたいです」
バイール王国の町には、東西南北に広場があり、一番華やかな通りがあるのが、北から南の通り……東の通りは……
「!!皆様は城へ」
「ミーナ様!!どこへ」
早く行かなきゃ
バシッ
「ミーナ様!!東の広場は何があるのですか」
「東の広場は、港からも近く貿易も盛んに行われています」
「まさか……」
「宿屋が密集しているのです」
「「「!!!!!」」」
「ジェイク、城までレミール様とアルマン様を送り届け、ジーン殿に連絡を」
「はい!レミール様、アルマン様こちらへ」
「あとは着いてこい、案内をお願いします。ミーナ様」
「はい!!」
私達は東の広場へ向かった
†††††††††††
「こりゃひどいな……」
「おばちゃん!!」
「あぁミーナ様、来てくれたのかい」
「えぇ、でもどうして急に、こんなことに?」
「早く逃げな!!犯人はあんたを狙ってるんだよ」
「!?」
「ミーナ様を?」
私を……狙った?
どうして……私の存在は他国には広まってなかったはず……
「犯人は?まだこの辺に?」
「えぇ、だからお逃げ早く!!」
「いーえ、逃げないわ」
「あいつらは、あんたの力を狙ってるんだ」
「分かってる、でもねおばちゃん……私はこの国の姫だから、皆を守るのが、私の仕事なの。私の事、小さい頃から知ってるから分かるでしょ?」
「……まったく、無理すんじゃないよ」
「ありがとう」
さて、やるかな……
「ミーナ様?何をやるつもりですか?」
「あぁ、すみません。少し離れていてくださいね」
まずはこの火を止めないと……
「水の華よ、咲き乱れ、この火を鎮めよ」
そういうと、私のまわりに水色の華がいくつもできて、空へ昇っていく、すると……雨が降りだし火がどんどん消えていった。
それじゃ次は、焼けた建物を元に……
「バイールの国に住む精霊よ、他国の者に侵された物に癒しを」
すると、火で焼けたところや壊れた物、建物はみるみる内に元に戻った。さて、次は怪我人ね
「怪我をした人達は集まって、丸くなって隣の人と手を繋いでください」
その円の中に私も加わり、手を繋ぐ。
皆が手を繋ぐのを確認して、そこに私の力を流し、皆の怪我を治した
「すごい……」
「アルマン様が言っていたのはこれだったんだねー」
「これは……魔術だけじゃない……」
「魔術だけじゃない?どういうことだ?バイロン」
「たぶん……ミーナ様は精霊とも心を通わせてる」
「これはこれは、とんだ大物を隠してたもんだね~」
「あぁ、そのようだ」
それからは、ジーン達と合流し町の人に話を聞いたりしてから城へ戻った。
「あの力、間違いない」
急に物語に色々進展ありすぎてすみません。
どうにか、ついてきて下さい。




