滞在五日目2
「アルマン様……どういうことですか?」
「ですから、先程もお伝えした通り……ミーナ様にはブレンディア王国へ来ていただいて、ちゃんと魔術のことについて学んでいただきたいのです」
えーと、どうしてこんなことになっているかといいますと
遡ってレオニール様と別れたあとに、事件がおこりました……
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「ふーさて、今日も訓練のお手伝い頑張ろう」
「ミーナ様」
「どうしたの?メアリ」
「実は今日は、レミール様とブレンディア王国の皆様と一緒に、この国を見て回ってほしい、との陛下からの命です」
「え、なんでまた」
国の案内なら、レミール1人でも大丈夫でしょうに……
「それが、レミール様たっての願いだとか……」
「あー……なるほどね」
どうせ、バイール王国を見渡せる丘しか知らないものね……
私は、城を抜け出して町に行ったりしてたからな
「それでは、支度をしましょうか」
「そうね、今日も無事に終わりますように……」
「町を案内するだけなら、大丈夫なのでは?」
「んーなんかね……起こりそうな気がするの」
ま、今考えていても、仕方ないよね
それから、身支度をしてレミールのところへ向かった……
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「ここは、バイール王国でも一番、華やかな通りでございます。
バイール王国でとれた食材や、他国から入ってきた食材もございます。それに、装飾品や本なども売られています」
「へーなにやら催し事もあるのですね」
「はい、ここでは豊作祭なども行われます」
「ほんとに、よくご存じですねミーナ様は」
「滅相もございません」
まさか、その祭りに私も参加してるなんて……絶対に言えない
「アルマン様、少し観ていきましょう」
「そうですね、レミール様」
ふぅ……レミールとアルマン様は店を観に行ったわね
ほんとに、町はいいなぁ……いつも思うけどね
「ねぇねぇ、実はミーナ様……祭りに参加してたり、するんじゃないの?」
「!!」
「あ、それ俺も思いました」
「あ、はは……」
「やっぱりですか……」
「だろうと思った」
やっぱりバレてたか……
「いい町ですね、民も明るく色々な国の者達が仲良く」
「はい、私はこの国の皆が好きです、町も好きです」
「そうですか……」
私達は、町で行われていた催し事を見たり、食べ物を食べたり、店を見て回ったりしました。
事件が興ったのはその帰りのことでした……




