滞在二日目~レオニール~2
次の日、夜
挨拶を一通り終え、まずは互いに一礼
そして構える……
さすが団長をしているだけあって隙がないいい構えをしている…
ミーナ様は昼間に俺の剣を振っているところをみているが、俺は見ていないため慎重に攻めていった……
しかし、なかなかに強い……俺達がいる間は訓練をまともにしていないはずだが……そんな攻防戦をしていると……
「もうそろそろお止めになったらいかがですか?」
「ジーン……」
「ジーン殿……」
どこからかみていたのであろうジーン殿がいらっしゃり、今回の決闘は引き分けに終わり、ミーナ様は離宮へ帰っていかれた
俺がミーナ様とジーン殿の背中を見ていると
「楽しかった?だーんちょ」
「シルバンとクラークか……」
「あのお姫さますごいね~対決してたのが団長じゃなかったら負けてたかもね~」
「ほんとほんと、俺もミーナ様と対決したい」
「やめておけシルバン、ミーナ様が気づいているか分からないがあの剣には少し魔力が混ざってる」
「それ気づいてやってたら本当にすごいけど、この国に魔力について知識のあるやつなんていないでしょ~?」
「そうだよ、団長」
「……いや、1人気になる方がいる」
「誰々?」
「この国の……宰相、じゃない?」
「あぁ、どうやら俺達が滞在している間には戻ってくるらしいからな、その時にでも……」
そう、その時にしっかりと見極める……
この国が隠そうとしていること、ミーナ様のことも
「で、実際のところ……楽しかったの?団長があんなに楽しそうに剣を振ってるの久々にみたけど?」
「あぁ……楽しかったし、願うならもう一度手合わせをと思ったぐらいには」
そう俺はミーナ様と手合わせしている最中、本当に楽しかった久しぶりに心が震えた……
ミーナ様の太刀筋は本当に素直で闘っている間、ミーナ様が本当に心から楽しんで剣を振っているのが分かった
滞在期間はまだある、その間にもう一度でも申し込んでみるか……
「団長?あわよくばもう一度とか思ってます~?」
「!!」
「あ、団長図星だー!ずるい、俺もミーナ様と手合わせしたい」
「まぁまぁシルバン、まだまだ時間はあるからさ~」
「おい、ミーナ様はこの国の姫でもあるんだからな」
「その言葉団長に返しますよ」
「そう、独り占めは良くないですよ~団長」
「別に独り占めしようとは……」
「さ、戻りましょ」
さぁ、残りの滞在期間への意気込みも違ってくるな……
そして俺はシルバンとクラークと共に宴の会場へと戻った




