滞在二日目
翌日
「はっ、はっ」
私は絶賛訓練中です
昨日白状したことで今日、レオニール様と決闘をしなければならなくなったため、裏で団長をやっている身で簡単に負けられてはバイール王国騎士団団長の名が廃る!というジーンの言葉もあり、今日は体調が悪いという理由で離宮でせっせと剣の訓練をしています。
「あまり無理しないでくださいね」
「誰のせいでやってると思ってるの?」
「昨日、俺が見つからないようにって注意したにもかかわらず、素振りをした結果訪問している他国の騎士団の団長に見つかり決闘を申し込まれた貴女自身では?」
「…………」
「自分に都合が悪くなったからって黙らないで下さい」
「だって…………みんな宴に行ってたからいいかなって思って……まさか、訓練場に来るなんて思わなかったのよ」
本当にびっくりしたんだもん、まさか宴を抜け出して来るなんて……今までバイール王国に来た人達が宴とか抜け出すことなんてなかったから大丈夫だと思ったの……
「はぁ……起きたことはもうどうしようもないでしょ」
「分かってる、だから今こうやってしてるんでしょ」
「まぁ……レオニール様は団長と同じようにブレンディア王国で団長をやっている方、少しの油断も隙も与えないようにしなければいけないでしょうね」
「そうだよね……昨日の合同訓練の様子も観てたけど、力の半分も出してなかったみたいだしね」
「やっぱりそうでしたか……ブレンディア王国は魔法も使うことができる、王族であれば他の騎士団の者でも勝つことは難しいと聞きます」
「大丈夫、私も半分くらいなら魔法使えるしレイヤードからちゃんと魔力の使い方も教え込まれてるから」
「そういえば、レイヤード様はいつ戻られるのですか?」
「この間通信した時は明後日には戻るって言ってたけど……」
「じゃあもうすぐですね」
「そうね」
レイヤード・バックロイ
この国には珍しく高い魔力を有している
真っ白な髪と月のような瞳を持つ人で髪はいつも後ろで緩くひとつに結んでいる
微笑んでいるがその微笑みが逆に威圧しているかのように見えるときがある、決して怒らせてはいけない人
32にしてこの国の宰相という地位に就いている
私という存在を一番に認めてくれて私を自由にしてくれた人
「ま、とりあえず今日の決闘頑張って下さい」
「はーい、団長として無様なまねはできないもんね」
ーーーーーーーーーーーー
そして、その時はきた
「貴女は一国の王女だかバイール王国騎士団の団長でもある」
「はい、やるからには全力でお相手いたします」
「こちらも容赦はいたしません」
「よろしくお願いします」
まずは互いに一礼
「…………」
「…………」
さすがに隙のない完璧な構えね……どう崩そうか
今はお互いに様子、私は昨日レオニール様の訓練しているところをみたけどレオニール様は初めて私の剣を見る
仕掛けるか……
「はっ!!」
上手くかわされた
続いてレオニール様が私の剣を弾いて、私の腹部めがけて剣を振る、私はギリギリわかして背中を狙ったがかわされた!!
そしてそんな攻防戦をしている内に埒があかなくなってきた
双方攻撃をかわしきれなかったりしてるのに決着がなかなかつかない。そのうち……
「もうそろそろお止めになったらいかがですか?」
「ジーン……」
「ジーン殿」
「どちらも私からみたら化け物のように強いですよ」
「ふぅー……私も久しぶりに身体を動かして疲れました……」
「申し訳ない、姫は私達がこちらに来てからちゃんとした訓練をなさってなかったですね」
「いえ、大丈夫ですよ……私もちょうど身体を動かしたかったので、ありがとうございましたレオニール様」
「こちらこそ、ありがとうございました」
結局引き分けに終わり私はジーンと離宮へ帰り、レオニール様は寄宿舎へ戻っていきました。
次の日私が筋肉痛になったのは言うまでもないと思います
決闘のシーンは私の未熟さ故に中途半端で飛ばしてます。
申し訳ない……もっと精進します。
読んでくださった皆様ありがとうございます。




