見つかった……
私が飲み物やタオルを持ってきて、バイロン様を休めている間も合同訓練は進みあれよあれよという間に宴の時間になった
もちろん私は病弱であることと、あまり華やかな場所は苦手だといってレオニール様達を宴の会場へ案内して早々に離宮へと戻ってきた
「あー暇だな、素振りに行こうかな今ならレオニール様達も宴だし大丈夫だよね」
私はすぐに動きやすい騎士団での服装に着替えて、訓練場へ向かった……
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「はっ……」
私は鬱憤を晴らすかのように剣を振り続けた
今日合同訓練を観ていて私達、バイール王国の騎士団がまだまだだと思った……比べるのはおこがましいがレオニール様達はとても強いのだと観ていただけで分かった
私が無心で素振りをしていると……
「ミーナ様……ですか?」
「え……」
そこにはいるはずがない…………レオニール様が立っていた。
「レオニール、様……なぜ……ここに?」
「少し風にあたりたくて、来たのですが…………」
「…………」
「…………」
なんとも言えない沈黙……まさかアルマン様達が滞在して一日目に見られるなんて、どうしよう……ジーンに謝らなきゃ……
ていうか……この空気どうしよう……
「…………剣を嗜んでいるのですか?」
「え、えぇ、体力作りにと……」
苦しいかな……
「なるほど……ですがそれは、真剣……ですよね?」
そうだー私の馬鹿ー、1日剣に触ってないからって今日は……
今日に限って真剣で…………やっちゃったー
「ミーナ様?……」
どうしよう、走って逃げる?いやどうやっても捕まる!!
「ミーナ様」
謝る?今更って感じか……
「ミーナ様!!」
「は、はい!!あ、ごめんなさい」
「いえ、私も大きな声を出してしまってすみません」
「レオニール様は何も悪くありません……」
どうしよう……レオニール様のおかげで少し落ち着いたけど
やっぱり言うべきかな……
「ミーナ様……よければ理由を話してはくれませんか?」
言わなきゃかな……もう、いっか
「分かりました……ですが他の方達には内密にしていただきたいのです、私が剣を嗜んでいることはこの国ではここの近衛騎士団の方達とこの国の宰相しか知りませんので……」
「分かりました……」
私達は近くのベンチへ移動した……




