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  作者: 天川 榎
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クリーンなメデイア

 ラジオという媒体は不思議なモノだ。既にテレビやインターネットがあるにも拘わらず、未だ存続している。昔のバグルスが歌っていた『ビデオがラジオのスターを殺した』のように、勢いは一時期と比べれば衰えているが灯火のようにひっそりと生き続けている。それは一体何故かと考えたことはあるだろうか。

ラジオは聴覚のみを支配するため、視覚情報までは束縛されない。そのため今でも交通情報を手軽に入手できるものとして重宝している。一つの『通信手段』として確立している。もう一つの側面としては『サブカルチャー性』があるだろう。テレビなどのメインカルチャーあるいは日向に対し、ラジオはサブカルチャーいわば日陰である。テレビでは言えないような話やメインでは取り扱われないようなマニアックな話題がいつの時代においても発信され続けて来た。現在は昔ほどのアンダーグラウンドさは無いものの、未だ人々の日常にひっそりと寄り添っている。

 昔はメディアの表現規制は今ほどキツく無かった。エログロ満載、殴り合いやら下ネタなど平気で話すことも出来ていた。もちろん深夜帯という特異な空間のみではあったが、今や深夜放送までクリーンな内容ばかりになっている。公共の放送媒体は一体いつから息が詰まるような世界になってしまったのだろうか。


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