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  作者: 天川 榎
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無駄なんて無い

 人生は今や80年もあるという。長いようで短い、短いようで長い。よく『人生を無駄に過ごした』なんて呟く人もいるが、人生に無駄なんか一欠片も無い。今この文章を読んでいるあなたなら、何かしらこの文章を読んで考えているはずだ。『何戯言を言ってるんだこのカス』とか『こんなのトイレットペーパーにした方がまだ使い道にしてはマシだ』とか考えているのではないのか?既にそのように考えていること自体、既に脳が活性化されているのだ。何か視覚や聴覚などから与えられたインプットを自分なりに咀嚼し、そのような意見を脳内でアウトプットしている。そのこと自体が脳の活性化を促している。ただ漫然と読んでいるのと、何か意見を持ちながら読むのでは千差万別だろう。しかし漫然として読むことも時には必要だ。いわゆる『休息時間』というやつだ。何も考えず、ただひたすら本の世界に没頭し、現実を忘れストレスを発散させる。これも立派な本の読み方だ。本の読み方ですらとやかく言われたら、逆に本をどう読むんだと、問い質してみたい。別にゴロ寝して読もうが、車内で読もうが、風呂場で読もうが、いかなる媒体で読もうが、本質は同じ所にある。大事なのは中身だ。

 中身を感じずにただ呆然と人生をおくるのでは、思考を繰り返した人と比べれば大きな開きが出来るだろう。一度で良いから自分の人生を振り返る機会を作って欲しい。漫然と送っていた人生の経験という財産に、必ず将来につながる財宝があるはずだ、僕にとってはアニメ鑑賞ではあるが。


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