加速する歯車-渚-
読みやすく書いてるつもりなんですが、どうでしょうか?
小さい頃、よく見た夢があった
夢に出て来る人は、女の人でいつも優しく微笑んでいた、でも時より悲しそうな顔をして同じことを言っていた
「ごめんね。貴方には辛い思いをさせてしまうわ………だけど未来の世界を守るために仕方ないことなの………でも安心して貴方は一人じゃないから、きっと彼等が助けてくれるわ」
そして女の人は部屋から出ていった
ガバッっと布団から起きる。体は汗だくで気持ち悪い
「久しぶりに見たな。あの夢……しかも前よりか繊細で……」
気持ち悪いなぁっと思いながら渚は、朝食の準備をする。作ってくれる人は居ない。
育ての親だった祖父が死だからだ。
ちなみに本当の親は小さい頃に交通事故で死んでしまったっと祖父から聞いた
不思議と寂しくは無かった。祖父が大好きだったし友達も沢山出来た。
祖父が他界した時は、さすがに号泣したけど
今では好きな男の子も出来た。
いつも髪はボサボサして、だらしないけど彼の優しい所や意外に男らしい所もある、何より一緒にいると落ち着く。
どうこうしている内にご飯が出来上がり居間に運ぶ。
今日は目玉焼きとトーストだ。
「そう言えば占いの時間だ。」
渚は急いでテレビをつける。
だが、渚が期待する占いはやっていなかった
終わったからじゃない……全て緊急放送に切り替わっていた
そこに映っていたのは
一匹の化物だった
ゆっくり回っていた歯車が今、加速をはじめた