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穏やかな日々

天気は快晴、気持ちの良い昼過ぎだ。

こういう日は学校の屋上で昼寝するのが日課の男が今日も呑気に寝ている


時よりスズの鳴き声やカラスの鳴き声が聞こえ、それ以外に変わった様子はない


「ん〜今日も良い天気だな」と呟き両手を広げ背伸びをする


だが、突然、屋上のドアが開き人が入って来た


明らかに不機嫌な女の子が大声で叫ぶ


「コラ!!暁、ちゃんと授業でなさいよ」


すると寝ていた暁は「まぁまぁ、渚、こっちに来て一緒に座ろうよ」


そうそう暁って呼ばれた男が主人公である。


髪は短髪のボサボサで、いつもやる気の無さそうなオーラを出している


変わって女の方は。腰まで伸びているピンクの髪にスレンダーな体、顔は可愛いの分類に入るだろう

「まったく」っと文句を良いながら結局、暁の隣に座る渚


隣に座って来た渚を見て満足そうにニコニコして渚を見る


渚は、突然、思いだしたかのように話しかけて来た


「そういえば今日は何の日か知ってる?」


今日は何の日?渚の誕生日だっただろうか?違う、誕生日は僕と同じ11月11日だ。ちなみに今日は8月3日


なんだっただろうと一生懸命考える暁を見て渚は笑っている


「ほらっ!今日は暁が転校して来た日だよ」


暁は二年前、転校して来た。理由は………

「もうそんなに経つのか……。なのに記憶は戻らない。」


暁は三年前に海で倒れている所を漁師の人に助けてもらった。


その後、目覚めたのは良かったけど記憶喪失になっていた。


捜索届けも出されていなかったので優しかった漁師の爺が育ての親になってくれた


そして一年後に渚のいる学校に来たのだ


「無理に思いださなくても大丈夫だよ。暁は一人じゃないんだから」


「うん。ありがとう」


っと暁は呟いた


しかし暁は気づいていない、もう運命の歯車が回っていることに………




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