痩せた猫と普通の魚
痩せたと言いてもお腹は空いていないので安心して、お読みくだい。
『二枚目にあった湖のこはんでモジはそこら辺にいる普通の種類の一匹の魚を狙う痩せた猫に出会いました。
その猫は探している魚を自分の手で獲るまではこの勝負は終わる事が無く、その魚以外は食べないと誓ったのだと言いました。
結局その魚はヌシに食べられてしまったけれど、猫はけして他の魚を食べようとはしませんでした。自分は負けたのだと頭を下げて…猫は、残りは次のページの奴の為に使ってくれと言いました。
「こんなに短くて良いの?」
「良いんだ。さあさっさといってくれ」
「良いのかな?」
モジはちょっと行きかけて、立ち止まります。
「やっぱり放っておけないよ。」』
モジは猫の所に戻ると聞きます。
「ねえ?本当にヌシに食べられたのはずっとさがしていた魚だったの?」
「ボウズまだいたのかい。ああそうさ。あいつが俺の捜していたやつだ。」
「でもどこにでもいる魚なんだよね?」
「そうさこの沼に、ヤツと同じ種類の魚はたくさんいる。」
「じゃあどうしてヌシに食べられたのが、さがしていた魚だと判ったの?」
「そりゃあ長年のカンだ。」
「それじゃあ本当にあの魚がさがしていたヤツだったか解らないよね?」
「まあそうだな。」
「じゃあ仮にさっきとった魚がさがしていたヤツだったばあいは?」
「がははそいつはありないよ。俺とヤツはもう何年も戦ってたんだ。ヤツを間違えるわけがない。」
「じゃあ確かめてみよう!!」
「確かめるってどうやって??」
「よく見ていて。僕は特別なペンで書かれているから、特別な力が使えるんだよ!」
モジが偉そうなポーズをしながら鼻息荒く言います。
「そいつは凄いな。それじゃあボウズ頼む。」
猫はただ優しく頭を撫でてくれました。
「任せて!!」
モジは魚にさわると、魚は光り始め✖️マークがでます。
「こいつは凄い。ボウズの力さえあればどれがヤツか判るってわけか。」
モジはまた偉そうなボーズをしました。
「どんどんやってくれ!!」
「うん。」
モジはどんどん魚を判定し始めます。そして最後の一匹を触り終わると、△になりました。
「△?三角ってのは一体?」
「どうでも良いじゃない。少なくてもこれは✖️じゃないよ!」
「そうかい。そうだな。だが俺は長い間(飼い主の出してくれたご飯を除く)なにも食べてない。ちゃんと食べられたらいいか・・・(食べられないのはさっきご飯を食べたばかりだから。)」
「だっ大丈夫だよ。きっと食べれるよ。」
かっこを見たモジは笑うのを我慢しながら続けます。
「だがな・・・今ここで食べたらヤツにけじめがつかねぇ。(ご飯は美味しく食べたいよね。)」
「そっそれじゃあ食べたい時に食べるといいよ。」
「そうかい。ありがとよう。」
「じゃあ僕もういくね。」
「そうだボウズ名前はなんて言うんだい?」
「ぼっ僕?僕の名前はモジって言うんだ。おじさんの名前は?」
「俺か?俺の名前は、ギンジって言うんだ。(本名:アマリリス)」
「そっそう良い名前だね。それじゃあさよなら。」
「元気でな。そうだ三枚目のヤツに謝っといてくれ。招待状をくれたのに、行けなくて悪かったと。」
「うん。分かったよ。ふう危ない。あぶない。力を使うとフキダシが出ちゃうんだった。今度からはフキダシ機能は切っておこう。
こうしてモジは次のページに向かって進んでいきます。原稿用紙五枚分は大幅に超えてしまってしまったけれど、これからモジはどんな出来事に出会うのでしょう?




