第四話 主の死と巨大ロボの復讐
「フハハハハハハハ その機械は我々の物だ。返したまへ!」
インディアンの先住民族みたいなかっこをした男が姿を現す。なんだろう、すごく洋画みたいな展開だな……
「いや、こいつは俺達のもんだ!お前なんかには絶対渡さねぇぜ!」
いやさっさと渡して帰ろうぜ……そう言おうとした瞬間、
「ッオラァァァ!!!」
「ぐはあっ!」
おい健介ェ.ᐟ なんでそのインディアン(仮)に殴りかかってんだよ!強そうだぞソイツ!勝てるわけ……
「コポォ……(吐血)」(死)
インディアン死んじゃったよ……
「やべぇ殺しちゃったよ!どうしよう!」
それは俺がどうしようだよ……置いて帰ろうかな?とも一緒考えたが、流石に可哀想か。
「埋めとけ埋めとけ」
2人で穴を掘っていたら何かスコップにコツンと当たる。少し手で土をかき分けてみると、ツルツルした白いものが見える。卵かな?
「なんだこれ……? 真矢、何これ」
いや俺に訊かれても……
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
「「うわああああああぁ!!!」」
ゴジラの足音のような音をたてて白くてでっかいものが地面からのし上がってくる。
べちょ……2人とも地面に打ち付けられる……
痛ってぇ……なんて日だ
「うわ!おい見ろよこれ!」
健介が興奮気味だ。とくに珍しい事でも無いが、今回は1層テンションが高い気がする。
「どうせ巨大ロボットだとか言うんだろ……」
そう言いながら身体を起こすと……
ガチじゃん。あんまりガチで巨大ロボットなこと無いんだよ。
「乗ってみようぜ!」
何でだよ……多分敵だろ……と思った瞬間にはもう健介はロボットの足元にいる。
「どうやって開けるんだろ、うわあああ!!」
そして蹴飛ばされる。ほら言わんこっちゃない。
──────はたして巨大ロボの正体とは、そして2人は勝って無事に帰ることが出来るのか──────
次回、
牛串真矢の世界間航行
第五話
憎しみは全ての感情に勝つ
はじめましての方ははじめまして。もしくはお久しぶりです。作者の銀河やきそばです。この作品を読んで下さりありがとうございます。牛串真矢の世界間航行も遂に四話目に到達しました。割と長めに書けたのと、第五話のタイトルをかっこよく出来たので自分的には大満足です。ですがまだまだ初心者なので、至らないところもあると思いますが、お楽しみ頂けたら幸いです。それでは。